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2017.12.31 年越しの準備
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今年もあと数時間で終わりなりますね。
年越しの準備も着々です。
恒例の門松作り、今年は長男が張り切って作ってくれました。私はあまりでしゃばらないように控えめにお手伝い。敷地内の竹の切り出し、採寸、加工とどんどんやってくれます。写真はペール缶をデコレーションした藁のトリミングをしているところ。材料は全て家にあるもので揃ってしまい、1時間ほどで立派な門松の完成でした。

例年基本の作り方は変えていないんですが、今年のマイナーチェンジは竹の固定。これまではペール缶の中に立てた竹の隙間に土を押し込んで固定してたんですが、今年は缶の周りに巻いた藁を中へ織り込んで見ました。そこに竹を突き刺すと、藁だけでうまいこと竹を固定してくれたのでとても簡単。装飾の植物は適当に藁の間へ突っ込んでおしまい!

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 12月は年の暮れで何かと忙しくなって来ますが、冬の仕事として頑張らなくてはいけないのが薪集めです。
 薪生活をやり始めた頃は、原木の調達にいつも不安を抱えていました。自分の山というのを持ってないので、ことある度に人に声をかけておいて、お声がかかったらいつでも、多少遠くても軽トラで取りに行ってました。が、軽トラに載せられる原木の量というのはほんのわずかですので移動にかかるガソリンのエネルギーを考えると、薪を使うことが持続可能なこととも思えないことも多々ありました。

 「薪調達は近場に限る」というのが鉄則です。今回の薪は家から車で10分という超好立地の現場です。よく知る地元の山師さんが杉の全伐(残さず全部伐採してしまうこと)をしているというので、その端材をもらえることになったんです。杉は火持ちが悪いので暖房用のメインには使いませんが、風呂と調理に毎日使います。ですから、我が家では暖房用の広葉樹よりも消費量が多いのが現状です。周囲には杉の山ばかりで疎まれるほどの存在ですが、いざその薪を集めたいとなっても勝手に持っていくわけにはいきませんので、伐採現場の中に入っている人と繋がりをもつというのは重要なファクターになります。

 今回の現場では5町ほどの広さ(約5000平方メートル)の伐採で、プロセッサーという重機がメインになって凄まじい速さで伐採していたものですから、端材も山となっておりました。

 その端材、どんな具合に生まれるかと言いますと、伐採はまずチェンソーで行います。山は急斜面で場所によっては這うようにしないと登れないほどです。そこをチェンソーを担いで3人の山師が手際よくチェンソーで切っていきます。ある程度の面積をまとめて切ると、今度は全員がそれぞれの重機に乗り換えて作業します。クラップルという手がついたユンボで切った杉を集めながらプロセッサーが杉の枝を払い、さらに玉切りしていきます。根元から1.5mほどは曲がりがあるので切り落とし、そこから3m材を採っていきます。途中で曲がりがあったらそこはまた端材として切り捨てます。3m材のいい部分は建材としてまとめ、細いものや曲がったものはチップ用に分けていきます。そして3mに満たないものは山に残されて土になります(土になっちゃうんです!)。大雨の時にはこれが原因で土砂崩れを拡大させるとも言われています。

 丸太を山から持ち出すことを搬出と言いますが、市場に持っていくには搬出用のトラックがやって来ます。このトラックに積み込むには、3mが最小のサイズなんです。ですから、私がもらえるのは3m未満の端材。私が使う2トン車の荷台サイズがちょうど3mなので、これは私にとっても好都合。あまり大きくてもあとが大変です。

 今回の現場では大量の端材が出たのでトラック8台分の端材を持ち帰りました。全て一度にはさばき切れないので少しずつでも薪にしていきます。

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 植林された杉山が大雨で土砂崩れを起こすということが問題になっていますが、実際、こうしてその恩恵もいただいています。山の現場で働く人も一生懸命やっています。日本全体のタクトを振る人がもう少し賢ければいいのになあと思ってしまいますね。
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 今週の木曜日から日曜日にかけて、鎌倉で新米販売のイベントがあります。主催してくれるのが、「一花屋(ichigeya)」さん。今年お米を一緒に作った仲間の親戚がやっている素敵なカフェです。
 我が家で育てた3種類の玄米を販売します。

イベントへのリンク

 昨日、品物の準備がようやく整い、発送しました。

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 初めての試みなので勝手がわからないまま販促用のチラシやディスプレイを手作りしました。コルクボードに貼り付けた自分たちの紹介ボードがとっても素敵に仕上がりました。

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 関東近郊の方、どうぞ今週末は足を運んでみてくださいね。

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 今年、初めてもち米作りにチャレンジしました。品種は「若草もち」。いもち病に強いということで選んだんですが、それ以上の理由はありません。うるち米の種籾というのはそれはそれはたくさんの品種があり、それぞれに特徴があって、選ぶにあたってもいろんな情報を手に入れることができるんですが、もち米に関しては種類も少なく、しかもそれぞれに関する情報も少ないんです。食味に関してそれほど違いがないということなのか、それほどこだわって作っている人がいないということなのか、マーケットとしてあまり重要でないということなのか、その辺はイマイチわかりません。

 ですので、私も作ってみてみないと何もわからないという感じで、とりあえず今年は300グラムの種籾を手にいれて苗を作り、3畝程の小さなスペースに試し植えしてみたのです。量も少ないので植えるのも刈り取りも全て手作業。ハウスの中で掛け干ししたものがようやく乾いたので、早速試食会を開いてみました。

 今回は量も少ないので餅つき機を使ってみました。せいろで蒸すまではもち作りに慣れた母にやってもらいました。それをいざ機械に投入。これが果たして本当にお餅に変化していくのかドキドキです。
 スイッチを入れてみんなが見守る中、なんでもないかのようにみるみるもちもちの塊になっていき、当たり前のことなのに、それが自分たちが育てたもち米であるということだけでこんなにも感動するものかと笑ってしまうくらい。

 で、いざ食します。

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 できたてのお餅、フツーに伸びます。フツーに美味しい。この、食べ慣れているはずのものだけれど、でもやっぱりハイテンションになってしまいます。これが感動体験というものです。

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 その感動体験を家族全員、さらには仲間とも共有してます。理屈抜きに楽しい、ハッピーな時間が流れています。春にみんなで植えた米をみんなで収穫してみんなで食べる。で、みんなハッピー。みんな笑顔。うーん、これだけでなんか全てがいいんだなあ、と思えてしまうのでした。
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 今日は文化の日で子どもは学校がお休み。
 大人が考えることは、どんな仕事を手伝ってもらおうかなあとすぐにずるい発想になってしまいます。冬を目前にしてこの時期は何かといろんな仕事が山盛りなんです。少なくともそんなこんなを楽しみながらやってもらいたいので子どもそれぞれの性格とか仕事の適性なんかを考慮してお願いします。

 このおチビさん二人には唐芋(=さつまいも)の収穫をやってもらいました。苗は学校の農作業活動でイモ植えした時の残り物だったので10株程度。この畑は昨年まで敷地内でヒノキ林だったところ。何十年も陽が当たらず土も痩せてたところだったんですが、手鍬で固い土を掘り起こし、我が家特製の人糞堆肥を鋤き込んで土づくりをしたばかり。どれほどの収穫になるかは予想できなかったんですが、掘り始めてびっくり!

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 この大きさです。固い土もふかふかに変身していました。これにはもう一つポイントが。これまでは循環しない資材は極力使わないようにしてきたんですが、どうしても夏の温度が上がらないのでよくある黒いビニールマルチを使ってみたんです。10株ほどの芋の分なので長さにして4m程度。そのマルチの効果がやはり大きかったんでしょう。

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 左のカゴが獲れた巨大芋。その右にあるのが使ったビニールマルチ。これはもう再利用できないゴミなんですが、その質量は毎週、町のゴミ収集車が持って行ってくれる指定ゴミの袋一つと同じ。毎週ゴミを出すのに使われるビニールの量でこの芋が収穫できると思えば、ゴミ袋としての利用価値よりもよっぽど高いんじゃないかなあと考えます。有限な資源も要は使いようというところ。

 その畑仕事の傍らでウーファーくんと精を出してくれているのが次男。

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 畑を開墾するために伐採したヒノキたちの本体はこれから製材して家具などの材料になりますが、根元や先端の部分は薪にして余すところなく利用します。その丸太を林内作業車で運搬してくれています。最近ちょっとエネルギー持て余し気味で機械好きという彼にはふさわしい仕事だったようです。

 夏の熱い陽を受けて育った命の糧を収穫し、来たる厳しい冬に備えて生活を支えてくれるエネルギーをまた蓄える、それが我が家が10年かけて培ってきた文化なんだなあ、とひとりで物思いに浸った一日でした。

 
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