isehikari1

 今月の半ばに刈り取りしたイセヒカリ。乾燥も終え、綺麗な玄米になって家に戻って来ました。今年米を一緒に作った仲間の家族と我が家が1年分食べる量に加え、親戚にもおすそ分けする分も確保し、さらにまだ余るほどのお米がとれました。

 そこで、そのお米を初めて販売してみることにしました。量はそんなにないので大げさには売ることはできず、今回は知り合いのつてで、関東のカフェ店の一角に置いてもらえることになりました。

 今日はそのパッケージ作り。米袋は一番小さなかわいい3合袋。重さでいうと450グラムのお米が入ります。都会のお客さんが気軽に持ち帰れるお試しパックという狙いです。

 ラベルは手作り感を出すために消しゴムはんこで作りました。3種類のハンコをこどもたちと一緒にペタペタ。中身もデジタル秤できっちり計量してパッキング。

isehikari2

 昭和レトロな雰囲気の味のある商品になりました。何もないところから育てあげたものが最後にこうして形になるってなんだか新鮮な体験で、子どもたちと一緒にかなりハイテンションになってしまいました。売れるといいな!
スポンサーサイト
happyinekari1


 1週間前に列島を直撃した台風21号。その影響で、最後の刈り取りを控えていた田んぼのハッピーヒルがなぎ倒されてしまいました。
 
 田んぼも雨の水で再び冠水してしまい、作業ができるように水が引くまでしばらく時間がかかりました。それでも台風の後には秋晴れが続いてくれたおかげで、おととい刈り取りをスタートしました。

 ところが作業を始めてすぐに刈り取りの主役のコンバインの機嫌が悪くなり、動きがとれなくなってしまいました。昨年使った後にしっかりメンテナンスしていなかったツケが一気に回って来たのでした。ついでに脱穀した籾が知らぬうちに機械から漏れてこぼれ落ちてしまったハプニングもあり、初日は破れかぶれ。

 気を取り直した2日目は動きのとれなくなったコンバインの刈り取り部分をマンパワーで補う作戦。キレキレに研いだ鎌でサクサク稲を刈り、刈り取った稲をそのままコンバインの脱穀機までリレー。これが思いの外うまくいったのです。普段からできるだけ体を使った作業を心がけているので、機械のハプニングがあっても最後は人力でなんとかなるさと思えるマインドセットがやっぱり強いですね。
 
 それがこの写真の笑顔。機械に頼りきりの農業だったら泣いてる状況なのに笑っちゃってます。この日、夕方6時までかかってようやく刈り取り終了。すぐに乾燥所へ持ち込みました。刈り取った籾の量はコンバイン袋でたったの20体でしたのでこれは本当は乾燥効率が悪くて(同じ燃料と電気で60体は乾燥できる機械なので)乾燥所泣かせの量なんですが、いつも良くしてもらってる米屋さんは気持ちよく引き受けてくれました。

 その晩はやっぱり笑顔で遅くまで収穫の宴。この日収穫したハッピーヒルは玄米の状態で販売する予定です。ご購入希望の方がいらっしゃいましたら早めにメールくださいね。
2017.10.13 ついに収穫!
tuini1

毎年、この日が無事に来ることを願ってやまない日。
10月に入ってから安定した晴天が続いてくれたおかげで先日、収穫のスタートを切ることができました。

初日は関係家族総出での手刈りです。三種類育てた米のうち、作付け面積が最も少ないモチ米を収穫することにしました。「若草もち」という品種ですが、これは背が高いためかそれまでの強風で全て倒伏してしまっていました。

tuini2

それでも地面につくほど完全に倒れているわけではないので、特に手刈りでは問題なく刈り取れます。10歳の次男は今年、刈り取り役デビューです。稲の束は大人の一握りほどもあるので上手に刈るのはそう簡単ではありません。

tuini3

刈った稲はある程度の束にして持ってもらいます。稲刈り初体験のウーファー、ドイツ人のヤン君がその大きな手で持ち役をやってくれてます。その束に紐をかけて縛るのは赤子を背負った仲間の若奥さん。

tuini4

縛った稲の束は一つずつ4歳の次女に手渡されます。次女はそれを田んぼの端まで運んで行ってきれいに集めて置いてくれます。

今年は2家族で一緒に米作りをしたのでこの連携プレーも2チーム制です。

もう片方のチームはこんな感じ。

tuini5

tuini6

たった4畝ほどの田でしたが、思ったより時間がかかり、午前中から始まった刈り取りが終わったのは4時を回っていました。その稲はかけ干しをします。これまでは田んぼの中に干し竿を組んでいたんですが、例年天候に恵まれず、数週間経っても乾燥が進まないのが悩みでした。そこで今年は育苗に使ったビニールハウスの中に干すことにしました。

tuini7

特にこの地域は阿蘇の中でも晴れ間の少ない場所なので、この対策で安心です。

一夜明けて翌日も引き続きの晴天。これからは二反ほど作付けた「イセヒカリ」をコンバインで収穫。
前日までは全て手作業での仕事も、機械を使うとほんとあっという間。驚異的なスピードで刈り取っていきます。

tuini8

前日には2家族総出でやっていた刈り取り作業ですが、コンバインを使うと、運転手ひとりと補助員ひとりがいれば十分。補助員の役割はコンバインにセットした袋が刈り取った籾で満タンになったら袋を取り替えるという作業。運転手は走行に集中してますのでもうひとつの目が必要になるわけです。

その補助員も、慣れてくればそのタイミングがわかってくるのでその合間にはリラックス。

tuini9

コンバインでの刈り取りはこの日の午後と、日をまたいで翌日の午前中で終了。

末の娘も笑顔で応援終了!

tuini10

昼過ぎには刈った米を乾燥させるためにすぐ近くのお米屋さんの乾燥所に駆け込みました。

このコンバインの作業工程では、必ず乾燥所での機械乾燥までが一連の流れになります。手刈りですと、かけ干しすることができるので自分のペースで作業ができるのですが、コンバインの場合、刈ったらすぐに乾燥に回さないと米が傷んでしまいます。ですから、乾燥所の予定が優先されるのです。でもありがたいことに、乾燥所のオーナーがいつもお世話になっている米作りの師匠なのでそこんところも安心。都合よく手配してくれました。

今年、標高の低い地域では天候が良すぎて暑さのためにお米の質が落ちてしまっているらしいんですが、ここでは逆に天候の良さが幸いして豊作となりました。あと2週間ほどしたら残りの1品種、「ハッピーヒル」を収穫する予定です。これからの季節、さらに野生動物がお腹をすかせて狙ってきますので、それまでこの子に頑張ってもらいます。

tuini11