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正月を迎えるために作った門松を燃やしました。
本当は、14日に地区でおこなった「どんどや」で燃やすはずだったんですが、ちょうどキムチの仕込みに追われていてタイミングを逃してしまいました。

この日は家の敷地内の整備をしたので、昼過ぎから刈った竹や笹、雑木などをドラム缶に入れて燃やして処分していました。午後の4時過ぎになり、学校から我が家のこどもたちが帰宅してきた頃を見計らって門松を火の中にいれました。

まだ水分のたっぷり含んだ肉厚のモウソウ竹はなかなか火がつかず、日も暮れて宿題を終えたこどもたちが外へ出て来た頃にはようやく勢い良く燃え上がり闇に美しい火の粉を巻き上げていました。

長男はすぐさまドラム缶の横にあった小さな空き缶にたまった雨水が凍ったその氷の塊を地面に叩き出しました。それはきれいな丸い形に転がり出ました。そしてそれも近くに転がっていた1mほどの鉄筋の棒をドラム缶の空気穴から中に突っ込み、赤くなるまで熱します。充分熱した棒の先端でその氷に触れるときもちの良い音をたてながら氷が造形されていきます。できあがった氷のオブジェは一緒にいた末の娘にプレゼントされました。

この門松、ちょうど冬休みに入ったこどもたちと一緒に作ったわけですが、そのこどもたちがもらってくる冬休みのしおりには毎年書かれていることがあります。

「火遊びをしないこと」

誤解を恐れずに言えば、私は火遊びをすすめています。それは火を知り、味方にするためです。危険なものほどその相手を理解することが本当に大切なことです。危険だからと実際に触れず、距離を置き続けて眺めているだけではそのものの本当の実態を理解することは不可能です。理解していればいざというときに対処する力も備わってきます。

そしてこどもが真に学ぶ力を発揮するのは遊びの中から生まれます。遊びは自発性の塊だからです。強制されることからは自ら学ぶ力は生まれません。

こどもは遊ぶことが仕事です。良質な遊びこそがこどもを育てます。おとなはそれを邪魔してはいけません。危ないことであればなおのこと、上手に体験させることが必要です。そこから生きるために必要なルールが生まれます。対処し、扱う本当の力が育ちます。その先にあるものは、自分の力の及ばない大いなるものへの畏敬の心です。そんなこどもを育てられれば、この子たちが生きてゆく地球の未来は大丈夫です。






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2017.01.17 冬のおしごと
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山には「農林業」という言葉があります。私が住んでいるこの山間部の農村地帯では、夏にはその気候を生かしたキャベツなどの高原野菜が農業の中心となっています。しかし多くの農家にとって、作物を育てるには厳しすぎるこの場所で、冬場の収入源を確保するのは大変なようです。一方、林業にとっては冬場がハイシーズンとなります。秋から冬にかけて気温が低くなり、木がたくさん水を吸い上げなくなったときが刈採適期になるからです。山間部においては、この農業と林業をかけもつことで1年をとおして安定した生活を確保できるとされています。

私にとってはこの両者ともに生業としているわけではないのですが、やはり冬場のおしごととして、敷地内の樹木の整備が重要になります。夏場には田んぼを始め、仕事が盛りだくさんでそちらまで手がまわらないというのが実情なんですが。

昨日と今日は風もなく、日中は比較的あたたかくて久しぶりにチェンソー仕事に精を出す気分になりました。
まずは春から稲の育苗に使うビニールハウスの日当りを確保するためにヒノキを30本ほど伐採し、次に家の裏手にあるケヤキが通行の邪魔になっていたのでそれを5本と松が1本、そして家の南側に日陰をつくっていたヒノキを10本ほど倒しました。

倒したヒノキは枝を切らず、葉をつけたまましばらく寝かせておくと、葉はまだ生き残ろうとして幹の水分を使ってくれるので乾燥が早まります。これを「葉枯らし」といいます。

一方、ケヤキは落葉樹ですのでこの時期には葉はきれいに落ちていますので、枝は切り落としてこのようにまとめて乾かします。

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この枝は扱いやすい焚き付け材料として重宝します。

幹は薪となり、数年後には家を暖めてくれます。

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この薪用の幹を見ていたら、その切り口がとてもきれいなことにきづきました。

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年輪が密できれいな円をしています。これは、私がここに来る前の20年間ほどはこのケヤキは植林されたヒノキに陽を遮られ、成長が遅かったためなのでしょう。それに、密植していたため、横に枝を張れず、細長く上に伸びたのも幸いして、節の少ないまっすぐな材となっています。

薪にしようと思っていたこのケヤキのうち、こうした素性の良い部分はゆっくりと乾燥させて、いつの日か家族が食事に使うお椀を作ってみようと思います。その姿になるまでにはあと何年もかけて準備してもらいますが、時間をかければそれだけ、木は長く次の命を生きることができるという訳です。



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大寒波がきている中、昨日と今日はたくさんの白菜でキムチの仕込みをしました。
まだまだ畑仕事には充分手が回らず、今年も白菜の出来がいまひとつであったので、キムチづくりはあきらめかけていたところ、知り合いのつてで白菜農家さんから出荷しない白菜を大量にいただけることになりました。その白菜、まずは冬場の青菜不足に陥っている我が家の鶏や鴨たちのごちそうになり、我が家のキムチづくりの材料にもなりました。

頼まれた知り合いの分も含めて、今回仕込んだのは白菜30kgです。我が家用には20kg分の白菜。出来上がったものは極寒の屋外で保存し、春までには食べ切れる分量です。うちのこどもたちはこの手作りキムチが大好きで、かなりの辛さにもかかわらず、いいペースで食べてしまいます。

韓国では寒いこの季節のキムチづくりを「キムジャン」と呼んで、家族や親族総出で大量のキムチを仕込むそうです。うちでもここ数年、年に1度このキムジャンをおこなってきてますので、子供たちもこれが年中行事のひとつであるようなかんじでけっこう段取りよく作業を手伝ってくれるようになっています。

レシピはネットで発見した、韓国料理研究家ヨンジョンさんのHPからいただきました(白菜レシピの作り方と極意)。
唐辛子は日本で栽培されているものとは品種が違うので、大阪のキムチ店、「カドヤ」さんから毎年仕入れています。良品がなかなか見つけにくい、アミ(小エビ)の塩辛もここでいいものが手に入ります。

味付けの本体であるキムチソックには、上新粉でつくった「のり」を加えてまとまりをつけますが、今年はついに自家製の米粉でこれができました!

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ちょうどこのタイミングで家庭用の製粉機を購入したばかりで、これが自家製米粉のデビュー作となりました。

出来上がりのキムチはこんな感じ

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ライティングがうまくなくてあんまりおいしそうに見えないですけど、けっこういけそうです。
使う白菜も毎年違い、作り方もちょっとずつ変えてるので今年の味がどんなか楽しみです。これから1日家の中で発酵をスタートさせてから外に保存し、1週間から食べ始めます。乳酸菌が生きてますから、だんだんと味が深まっていくのがまた面白いんですよ。
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 ながらくブログをさぼってしまいまして、少なからぬ皆様にはご心配をおかけしておりました。昨年は熊本は大きな地震に見舞われました。私の友人家族も家が全壊し、仮設住宅に暮らしながら復興にむけて頑張っています。熊本に移住してから大工仕事の腕だけは培ってきたので、そんな私に家の修復作業を依頼してくれました。他にも震災後に行き場のなくなった家族のために私財で住居をつくるプロジェクトにも関わらせて頂いており、昨年一年間は素人ながら建築を通じて世の中のお役に忙しく働かせていただいた年でした。

 我が家のメンバーはみな元気いっぱいです。昨春に小学校にあがった三男も学校をなによりも楽しみに通っています。彼のクラスメートは全部で5人しかいない少人数学級です。他の学年も多くて7人と、時代を象徴するような山間部過疎地域の学校ですが、こどもの笑顔をみるだけで、学校環境の質にはとても恵まれていると実感できます。

 昨年アップしたブログの最終号は大雨でやられた田んぼの記事でした。その後、いもち病にもやられてしまいましたが、最終的には30kgの籾袋が17袋と、目標である一家の自給量を若干上回れる収穫でありました。これは本当にひと安心。

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 家の中に作った貯蔵米用の棚。これまでは雑多な荷物が占有してましたが、初めて本来の姿となり大満足。

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 これはその米を収穫するときの田んぼの様子です。部分的に猪に踏み荒らされましたが、それも全体の1割にも満たないほどの被害です。今年はより豊かな生物土壌をつくるため、年末に頑張って田んぼの修復作業をおこない、トラクターをいれ、水入れを行いました。

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 田んぼの稲は水を吸って大きくなりますが、もちろん土からも栄養を吸収してます。その栄養分を生み出すのは水の中に生きる生物ですから、翌年の作付けの前、できるだけ早い時期にこうした田んぼを灌水してやることで水性生物をより増やしてやることができるのだそうです。一年ごとに少しずつでも田んぼの環境が良くなっていって欲しいと願うばかりです。

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 今は真冬ですから、落ちる水もこうして凍てついております。

 今年は酉年ということで、メリーモントの鳥さんたちです。

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 愛犬メルもご一緒に。

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 そして今日のこどもたち。

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 素朴ですが、こどもたちと手作りした門松が、やっと完成した玄関引き締めてくれています。門松は、お正月の神様が来てくれたときにお泊まりするお部屋なのだそうです。メリーモントではこうして立派にそのお部屋をご用意することができてましたが、地震でお家をなくされた方々にも等しくお正月の神様が訪れてくれることをお祈りします。


 
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