2016.04.19 本震翌日
honshin1

昨夜も震度5の揺れがありました。今回が震源にかなり近い場所だったんですが、縦にドンとくるような感じではありませんでした。横揺れの大きいのにはだんだん慣れてきてしまっているので家族の誰もが落ち着いていました。

16日の本震は震度6でしたのでここでも相当揺れました。自分で造った家ですので、ある程度強度に対しては安心しているものの、やはりどこまで耐えられるかは当然わかりません。家族はロフトの2階部分で寝ているんですが、おそらく崩れたときには一番安全な場所だと考えられます。これまでの多くの余震で相当揺さぶられている我が家ですが、鉄筋コンクリートなんかと違って、柔軟性があるので大揺れでもうまくしなって、そのあとにはなんてことない様子で元に戻っています。はめ殺しの大きなガラス窓もいまのところなんの損傷もないですし。

そんな本震のあった夜中は、さすがに飛び起きて家の中をチェックしました。パントリーでは酒の瓶が散乱し、5月人形は倒れ、外に置いてあった冷凍庫が落ちてひっくり返り、薪が一部崩れて、という状況でした。一連の揺れでこうして物が落下するというのはこれが初めてでした。九電さんの電気は停電しているようでしたが、我が家は自家発電なのでその点は普段どおり。

この地震で一番驚いたのが、長女と次女の二人がまったく目を覚ますことなく寝続けていたことです。しかも長女のお腹の上には揺れで落ちて来たレンガがのった状態で。

翌日はみんなでお片づけ。薪の積み直し、外に設置したスモーカーと土台の組み直し。

honshin2

みんな子供達ががんばってくれました。薪積みも、普段からやってるのでおまかせ。スモーカーの土台のコンクリート片の組み直しも、パズルのようにああだこうだ言いながら楽しく修復。その中で気付いたのが、停電に伴う断水。この地区は山の湧き水をポンプで汲み上げて分配しているので、そのポンプが停電で作動していない状況。タンクにストックしてある水はおそらく1〜2日中にはなくなるであろうと思われました。しかしいつもの田んぼまで下れば、飲めるほどきれいな水がこんこんと流れているので心配はありません。この日は、そこから500Lの大きなタンクにバケツリレーで水を汲んで来て浴槽におとし、いつものように薪ボイラーで涌かしたお湯で昼間から贅沢温泉タイムになりました。

情報に関してはなかなか手に入りにくく、ネットやケーブルテレビは不通となり、電話もかなりつながりにくい状況となり、こうして今ネットできるようになったのは翌日のことでした。

そして、この日は実は次男の9歳の誕生日でした。
事前にネットで注文し、この日に届くはずだったチーズでチーズフォンデュのディナーの予定でしたが、交通が寸断されて届くはずもなく、町に行ってもスーパーには物が何もないという噂でした。そこで急遽メニュー変更し、家にあった鹿肉やら残った食材やらで豪華ディナーでお祝い。

honshin3

妻が薪のオーブンで焼いたシフォンケーキを前にこの笑顔。

普段から当たり前なオフグリッド生活。
長男は、学校の宿題にあたり、ライフラインが断たれた中にあっても、どうして我が家が普段通りの生活をおくれているかを作文にしました。そしてしめくくりには、こうして家族が元気に笑顔でそろっていられることが幸せだと書いてくれました。
スポンサーサイト
jisingo

このブログをときどきでもチェックしてくださっている方々へ
ブログ更新が記録的に滞っておりましたこと、深くお詫びもうしあげます。

昨晩熊本で起こった地震のあと、私たちの安否を気遣ってたくさんの方よりご連絡をいただきました。
ブログでも近況をお知らせしていなかったのでよけいにご心配おかけしていたことを知りました。

こちら、阿蘇でもけっこうな揺れを感じましたが、幸いなんの被害もなく、いつも通りの朝を迎えております。
写真の花は、今ステイしているフランス人のウーファーさんが昨日、仕事の帰りに道ばたで摘んで来てくれた春の花々です。竹を花瓶にして生けてくれました。その花瓶も食器棚の上で倒れずにちゃんと立ってくれております。

今年にはいり、毎日いろんな仕事に追われておりますが、田植えの準備は着々と進んでいます。
さらに、我が家の建築のほうもそれなりに暇を見つけて少しずつ進めている状況です。

そんな進捗状況についてはまたあらためて別記事でアップしたいと思います。
とりあえず、ご心配おかけしておりました皆様へのご挨拶にブログ再開のお知らせでございました。

今後ともよろしくお願いもうしあげます。