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 毎年のことながら、年末は消防団の特別警戒で夜通しの勤務(飲み会)が3日連続で続きます。料理番の私は団員みんなの食事の用意をしなくてはならないため、日中も買い出しと準備で大忙し。こどもたちにとってはあまり面白くない3日間となります。それから解放されるのが31日の大晦日。例年は3日連続の寝不足とアルコールでグロッキーになってしまうのですが、家族とちゃんと過ごせる様ないよう飲み過ぎ自己管理に気をつけました。

 で、その大晦日にやってみたかったことが門松づくりです。

 まずは午前中に門松づくり。門松は正月の神様をお迎えするものなので、ほんとうは1週間くらい前には飾ってお迎えの準備をしなくちゃならないと言われてるそうです。しかし、これまで実は門松というものを作ったことはおろか、飾ったこともありませんでしたのでそんな風習は知りませんでした。今年はようやく玄関が形になったので記念すべき初めての門松に挑戦ということなのです。

 門松づくりのまずはじめは、土台の準備。家の鉄くずの山からペール缶をふたつ拾ってきて、それに今年穫れた稲わらを巻き付けます。

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 わらのむしろを使うと簡単ですけど、自家製わらがいいですね。縄もわらで編めるといいんですけど、まだそこまでの技術はないので、ホームセンターのシュロ縄を使います。で、ぐるりと巻き付けるとなんか米俵みたいな雰囲気。

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 次は竹。これも家の敷地内の竹林から切り出してきました。のこぎりで切ります。てっぺんが斜めにカットしてあるのが今のトレンドですが、昔はまっすぐ切ってあったそうです。江戸時代、徳川家康が三方が原の戦いで武田信玄に負けたあと、次は勝つぞと竹を刀でずばっと削いだらしいのです。それから竹のてっぺんは斜めになったと言われてます。

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 それはともかく、斜めのほうがデザイン的にもかっこいいですね。初めてのことでセオリーも知らないので長さはまあこれくらいが適当かなあと子供と話し合いながら自由に切っていきます。で、それを3本セットにしてペール缶の中に立て、周りに土をつめて固定します。2歳の娘もスコップを持ってお手伝い。

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 あとはバックに笹、前に主役の松と彩りで赤い実を飾り、初めての門松が完成。これ、材料はすべて家にあったものでできました。都会に住んでたらとても揃わないものばかりです。しかも自分たちで育てた田んぼの稲を使えたところもミソ。自然と生活がうまくつながってきたことがなんかじんわり感じられて、ほんわり楽しい大晦日でした。

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