上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2015.10.27 玄関いざ増築
genkan1

梅雨どきの雨がうそのようにこのひと月あまりほんとうに雨が降りません。こんなに雨が降らないのはこの九州に来てはじめてのような気がします。こんなに雨が降らないと、農家の人はちょっと困るのではないかなあと思いながらも、日照りで不作というような噂も聞かないのは、やはり年間を通して雨の豊富な気候によって蓄積されている湿度の恵みなのでしょうか。
私たちの生活にとってはこの時期小雨で困るというようなことはやはりまったくなく、ここぞとばかりに外仕事に精を出しています。晴れの間にやってしまいたいことは山ほどあって、優先順位を決めておかないとどれから手をつけてよいのか混乱してしまいそうなほどです。
田んぼ仕事も夏のピークを過ぎ、あとは収穫を残すのみとなったこの秋がいちばん腰をおちつけて何かに取り組める時期でもあります。そして、ちょうどタイミングのよいことに建築仕事に興味のあるというウーファーさんが来てくれたということもあり、ひと月前から家の増築にとりかかりました。
そこで作り始めたのが家の顔となる玄関です。

まずは上の写真。玄関まわりとなる家の西側は斜面が迫っていてスペースがないので、ユンボとシャベルで土を削り、空間を広げることにしました。2歳の末娘も腰が入ってます。

genkan2

そのあと、土台を30センチほど盛り上げます。盛り上げた土が外に流れないように石垣を作りました。みんなで河原からちょうどよい大きさの石をせっせと運んできました。昔ながらの石屋さんの技術があれば上手に組み合わせられるんでしょうが、我々は素人なのでモルタルで接着しながら組み上げました。

genkan7

彼女はイスラエル人のウーファーさん、エルサレムにある大学の建築科の学生さんです。彼女の大学と早稲田大学とは提携校だそうで、この夏日本でひと月の講座を受講したついでに立ち寄ってくれました。学校の授業でかじった程度というモルタル練り作業を延々とまる2日間こなしてくれました。しかもこの笑顔で。

できた土台は玄関の増築部より周囲1m広く作ってあります。その中にさらに建物がくる部分に基礎打ちをしました。

genkan3

ここには、もう使わなくなったBBQ台を崩してそこのコンクリートブロックを使い回しました。コンクリートをあんまり露出させたくないので、目に触れるところはあとから自然石で化粧をする予定です。真ん中のカーブしているのが上がりかまちがくる部分。

さらに、その上には丸太の土台がきます。
丸太を加工してくれているのはオーストラリア人のウーファーさん。もうかれこれ6週間くらいうちに居てくれています。彼はこれから自然の中に自分で小さな家を作りたいということで、新しい建築技術の習得にはもう熱心。ほとんど使ったことのなかったチェンソー仕事もだいぶ慣れてきた感じです。

genkan4

これは一番下にくる土台をチェンソーでスライスしてます。

genkan5

丸太2段重ねの土台になりますが、その重ね部分、ノッチと言いますが、それを刻んでいます。
けっこう繊細なチェンソーワークが必要になります。微妙なラインを刻むのにはバッテリーチェンソーが活躍します。エンジンの振動がないので刃先がぶれません。初めてのログワークですが、着実に技術を習得してくれる優秀な生徒です。

これが仮組みした土台です。

genkan6

隣にある母屋とは違う組み方です。普通のノッチ組みなんですが、一般的なサドルノッチでなく、スクエアノッチを採用しています。見た目はラウンドノッチみたいですが、内部は四角くカットしてあり、がっちりと組み合っているので強度があります。ログ壁自体の荷重がかからなくてもずれないので、こういった軽い構造体なんかに向いています。

まだ土台までしかできてませんが、かなりいい雰囲気です。
この上にこれから大きな下屋を出し、さらにその上にバルコニーがくる予定です。
大工仕事が進む大助かりのお天道様に感謝ですね。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。