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いもち病の発生確認が7月26日でした。その翌日から、水を止めての日干し作戦を実行しました。ちょうどその頃から高気圧にすっぽり覆われるような好天が続いてくれました。まさに天が味方してくれた感じで、気温はあがり空気は乾いてきました。それから毎日観察を続けていましたが、数日が経っていもちの拡大が止まったように見られたのでそのまま日干し作戦を継続しました。病気の進行具合を観察するために、2ヶ所の稲をマーキングして変色部の数や大きさを記録しようともしましたが、これもなかなか明確にするのが難しくて、結局は田んぼ全体を見ての印象に頼るようになりました。1週間も経つと、いもちが発症してできた変色部の色は戻りませんが、それを上回る勢いで元気な葉っぱが成長してくれてきたので、全体としては枯れていく葉を差し引いても稲自体の力がついてきているのが感じられるようになってきたという訳です。こういうのはなかなか数値化するのが難しいものです。

前回のブログに対してとてもうれしいアドバイスも頂けました。いもちに牡蠣殻の粉末が効くということなんです。無農薬栽培を実践していらっしゃる方々の中ではよく知られていることだったかも知れませんが、私はまったく知りませんでした。まさにこういう対処方法が知りたかった!という本当に価値ある情報を頂きました。(コメントをくださったTさんに返信したいのですがメール機能がうまく働かずにお返事できていません、ごめんなさい。)さらに、その方からはいもちに強い品種の種籾を分けてくださるという素敵なお申し出も頂けました!(お手数ですがよろしかったらaso2014@outlook.jpへ空メールでも頂ければこちらからご連絡さしあげます)。

ちょうどこの頃に周りで田づくりをしている近所の方からも「石灰を撒くといい」という話も聞きました。なるほど、それと牡蠣ガラ戦法は共通しています。たぶんいもち病菌がアルカリ性に弱いということなんだと思います。石灰よりも牡蠣ガラがいいのは、土を硬化させないことと、石灰ほど強力でないので田んぼの生物環境に影響を与えすぎないということなんだろうと思います。(推測ばっかりですが)

で、そのままいもちは写真のように小康状態を保ち、日干し作戦も12日間を経過。土は乾燥で大きくひび割れ、そろそろまた水を入れてもいいのかなあ、でもまたいもちが復活したら嫌だなあ、と考えていると、やはり地元のおばちゃんが「そろそろ穂がでる頃だから水入れたほうがええばい」とのアドバイス。この時期の日干しはいもちに関わらず他のどの田んぼでもやっていることで、どうもこれは稲自身の成長から、子孫を残すためのステージへと切り替えさせる気づきになるようなんです。そう聞いたので迷いは消え、すぐに乾ききった田んぼへ12日ぶりにたっぷり水を与えてやりました。

するとその2日後、なんとなんと初穂を確認!

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ひとつの稲から2本の穂がしっかりと出ていました。周りの田んぼではまだどこも穂をつけていないのでひと足早いようです。にんまり。これまでずっとひやひやしてきただけに、ほんとに嬉しい初穂でした。
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