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2015.07.29 苦渋のとき
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長い梅雨がやっとのこと明けましたね。先週の土曜日には家族総出で(たぶん)最後の草取り作業をおこなった我が家の田んぼです。これまでは植え付け時には小さな苗だった稲は、順調に成長して青みも増し、葉先まで剣のようにしっかりと伸びてくれるようになってきました。ところが一昨日のこと、いつものように稲の様子を見回りにいくと、なんといもち病がはっきりと現れているのです。これまで、植え付け後の初期段階では苗の弱さもあって一時期いもちが出ていた時期もありました。しかしそれも成長とともに薄れていき、ひと安心していたところだったのです。
 
ところがこの稲が順調に大きくなって、周辺で田んぼをやられている地元の人たちからも随分大きくなったねと褒められていた矢先、この状況です。ショックでした。米づくりをやられている方なら誰しも知っている「いもち病」。最も恐れられている病気です。これにかかると穂が出てもほとんど実が入らずに収量がほぼゼロになってしまうことも多々あります。事実、昨年はこれにやられてほとんど壊滅状態でした。

これがいもち病のなかでも、「葉いもち」と呼ばれるもの。

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通常は農薬を使って予防できるものなので、ほとんどの米農家の方は苗づくりの時からいもち病や虫害を防ぐ農薬を使っています。私は無農薬での米作りをやりたいのでこれまでは一切その類いの薬は使わずに来ていたところです。

いもち病は、それが現れる部位によって葉いもち、穂いもち、節いもちと呼び名が違いますが、いずれも同じ菌の感染によって引き起こされます。それが「イネいもち病菌」です。これはいわゆるカビの仲間らしく、高温多湿、風通しの悪さなどいくつかの悪い条件があると発生します。また、地元の人からは、「冷や水がいもちの原因」とも聞かされてきました。ここらへんの山の水はとても清涼ですが、温度も低いので、それを掛け流すことで、稲の発育を阻害して間接的に病気に対抗する体力を弱めるということなのかなあと解釈しています。

昨年の経験から、出来る限りの予防策は講じてきたつもりでしたが、ここまではっきりと病気を確認してしまった以上、農薬を使うしかないかなあ、と悶々としているという訳です。昨日は近くの農協に行っていもち病に効く農薬の使い方などの指導も受けてきました。しかし、農薬庫の中でその説明を受けているほんの15分ほどの間でもう気分が悪くなってきて、これはやっぱり毒だ、と同時に実感して帰ってきました。

農薬を使わない対処策としては、いもち病がさらに勢いを増すような生育環境を改善し、さらに稲自体に体力をつけさせる以外はありません。幸運なことに、ちょうど今日から天気が回復し、この先数日間は連続して晴れそうなのです。そこで一昨日から田んぼの水を抜いて乾かし、湿度を下げる作戦を実行しています。これは同時に稲にとっては生命の危機を感じさせる効果もあります。

なにせ最大の原因である多雨多湿の梅雨が終わってくれたので、これからは太陽が味方してくれることを祈るばかりです。

農薬を使うか否かについては家族にも意見を聞きました。
妻は、昨年のように収量ゼロというのは避けたいという意見。
私もそう思いますが、もしもわずかの苗でもこのいもち病を克服できて、その精鋭の稲からできる種籾を来年に残すことができれば、その子たちはいもち病への抵抗力を記憶しているわけですから、より丈夫な苗になることは確実です。

無農薬での米づくりをなさっている諸先輩方、なにかよいアドバイスがあればどうぞご教授くださいませ。お待ちしております。
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九州は今日もあいかわらず雨、雨、雨です。梅雨の入りからはじまり、7月も20日を過ぎたというのにまだ降り続いています。関東から引っ越してくる前には、九州はこんなに雨が多いとは想像もしませんでした。

さて、わがやの生活でその天気と切り離せないもののひとつは発電です。独立型ソーラーシステムを中心に一部九電の電気を併用するハイブリッドとしているので、こんな梅雨どきでも比較的安定した電気生活を営めています。ちなみに普段、九電に支払っているひと月の電気料金は平均500円ちょっと。検針のお兄さんには会うたびに驚かれております。

私たちが住んでいる母屋の基本電気システムはソーラーパネルで発電したものをバッテリーに蓄電して使う訳ですが、なるべく電気ロスを少なくするためにこつこつと総DC化をすすめています。これまでは家の照明に使うLEDをすべてDC化してきました。日常的に使う電気製品として我が家で最も使用頻度が高いものは次にパソコンです。すでにモデムは通常のアダプターに替えて可変式のDC-DCコンバーターを接続してDC化しました。しかし問題はパソコン本体のほうでした。わが家では一家に一台共有のmacbookproを使っています。そのmacは数年前にヤフオクでゲットした中古のもの。年式は初期型なので今では相当に古いほうです。OSが古くなってもCPUかなんかがそもそも古くて新しいOSをインストールできなかったり、そろそろ時代においていかれそうな気がしてますが、それでも昔使っていたwindowsのようにしょっちゅうフリーズすることもウイルスに怯えることもなくそれなりに快適に使えています。

そのmacbookproを今回DC化したわけですが、これが一筋縄ではいきませんでした。
このテーマについては、ネット上でも以前から問題になっていたことでした。
DC化するにあたり、最も簡単な方法は、カーアクセサリーとして一般販売されているシガーソケットから電源をとるものを購入すればいいわけです。windowsパソコンは本体側についている電源ジャックも一般的なもので汎用性が高いのでそう苦労しないのですが、macの場合はmagsafeという特殊なジャックを採用しているのでまずはそれが難題です。それともうひとつは電圧です。現在使用している(年式によっても違うので)うちのmacbookproのアダプターの出力電圧は18.5Vなんです。我が家の蓄電システムは24Vですので、24Vから18.5Vに降圧するDC-DCコンバーターを見つけなくてはなりません。

まずはmagsafeの問題。

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ふつうはDCジャックはプラスとマイナスだけ見分ければいいんですが、これは5つのピンが並んでいます。これの解読自体はwikipediaなんかで調べると比較的容易でした。これは並んでいる5つのピンが中心の小さめのピンを挟んで左右対称に振り分けられてます。左右の一番両端がマイナスで、そのひとつ内側の2つがプラスです。そして、中心の小さめのピンがcharge controll pinということで、つまりはバッテリーの状態を把握して充電と給電を切り替える信号をやりとりしているようなのです。

macのアダプターというのは基本的にはサードパーティーに製造販売を禁止しているので純正品しか存在しません。バルク品でも5000円前後。自作にあたってはコストをかけては面白くないので、今回ゲットしたmagsafeアダプターはmacが販売している航空機用のアダプターをヤフオクで1200円で手に入れました。必要なのはmagsafeとコードだけなので、コードの付け根でそれをちょん切ると、テレビのアンテナ線のように、中心の線(これがプラス)の周りにもうひとつの線(これがマイナス)が取り巻いています。

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これでmagsafeのジャックの準備はできました。

もうひとつの課題はコンバーターです。
24Vから18.5Vへ降圧する市販のコンンバーターなんですが、これがいくら探しても見つかりません。たいてい、カー用品として販売されているものは12Vですので、そもそも24V対応のものは非常に少ないんです。24Vは大型車のシステムなので、トラックの運転手さんくらいしか使う人はいません。しかも、18.5Vというとても半端な数値への変換というのはマーケットの需要としては製品化してもとをとれるようなものではないのも確かです。

それでもあきらめずに探していたところに発見したのが、「コンバーター自作キット」なるものでした。これは秋葉原に店舗を構える「秋月電子通商」さんが販売してくれているもので、入力電圧範囲も幅広く、出力電圧は無段階に設定できて、出力に応じて何種類ものキットが出ていました。これだ!ということで早速購入。

macbookproでは出力3Aあればゆとりがあるので、最大出力5.5Aというスペックのコンバーターキットをチョイスしました。
秋月電子通商さんのDC0.8V~24V 最大5.5A可変スイッチング電源キット(降圧)

このキットで価格はなんと1200円!DIY派には嬉しいリーズナブルさ。

これがすべての部品構成です。

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一応ハンダづけの技術はあるのですが、コンデンサーやらなんやらという電子部品の詳しい知識はほとんどない私ですが、同封されている組み立て説明書に従えば30分ほどで組み立てられました。

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で、おそるおそる電源につないで電圧コントロールねじをまわして調整すると、なんの問題もなく安定した「18.5V」という数字をたたき出してくれました。

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これとmagsafeアダプターのつながったコードをプラスマイナス間違えないように接続すれば、さあできあがり!

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さて、それを実際にmacbookproにつないでみるとさあどうでしょう?
magsafeの緑色のパイロットランプはちゃんと点灯します。
しかし!スクリーン上部に表示されているバッテリーマークの横には「充電できていません」の表示。通常、magsafeの緑ランプが点灯するということはバッテリーが満タンで給電状態のときです。バッテリーがそれ以下のときにはmagsafeのパイロットランプはオレンジになり、充電状態となります。そしてスクリーン上にはバッテリーの状態を(設定によりますが)◯◯%と表示します。

つまり今どういう状況になっているかというと、バッテリーが100%ではないのに充電がされていなくて給電だけされているということなんです。なんでこういうことになったのかなあと考えると、たぶんmagsafeのあの中心にあった小さいcontroll pinの存在がポイントだったんだと思われます。このpinはたぶんmac純正のアダプターの四角い箱の中に内蔵されているコントロール回路とやり取りして給電と充電をオペレートしているんでしょう。そもそも私が自作したのは電圧を下げるだけのシステムだったので、その切り替えまでは内蔵していません。ですので、これはもうDIYの限界だとしてあきらめることにしました。

今現在もそのアダプターを使っているのですが、私は普段このパソコンを外に持ち歩くこともしませんし、ほとんど机の上で固定して使用しているので、常にこの自作アダプターから電気をとって使うようにしています。そもそもそういう使い方での想定なのでなんら不自由はしていません。ただ、給電していてもなぜか徐々にバッテリーの残量が減ってくるので、ときどき純正のアダプターとDC-ACインバーターを併用してバッテリーをフル充電するようにしています。ただ、これはかえってバッテリーにとっては好都合です。バッテリーの寿命を考えた場合、こうしてときどき使い切ってからフル充電することでリフレッシュできるからです。

車で外出中にmacbookの電気をとりたい方、私のように独立型の発電システムで生活しているmacユーザーの方はどうぞいちど秋月電子通商さんのお店を覗いてごらんになってはいかがでしょう?おすすめですよ。
2015.07.12 念願のソファ
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私はソファに寝転ぶのが好きです。
反対に妻はそれがだらしなくて嫌い。
そのせいもあって、これまでは我が家にだらーっとできるソファがありませんでした。

この家ができてもうしばらく経ち、家の中が少しずつ整ってきた最近。
特に外国からのウーファーさんが来たとき、彼らは必ずイスを探すんですね。
私たちにとっては、座卓に座布団という状況でリラックスできるんですが、彼らにはその姿勢がとても窮屈なんです。日中とてもよく仕事をしてくれていても、フリーの時間にリラックスできないんじゃあちょっとかわいそうだなあという思いもあり、好みのソファを探していました。

新品はとても手が出ないのでヤフオクなんかで中古や展示品なんかを夜な夜な漁っていたんですが、どうもピンとくるものに出会いません。それにモノが大きいんで、たいてい品物の値段より送料が高くなってばかばかしい。
ソファのクッションなんかも、私と妻とでは少し好みが違います。
私は柔らかいふわふわのソファにどっぷりと沈みたい方なんですが、妻はしっかり姿勢をとれる固めのものが好み。ソファというよりベンチやイスという感覚で座りたいんです。
その別れた好みの中間という難しい注文に該当するような出物なんてなかなか見つからないのも当然です。

で、そもそも作ってもいいんだけどクッションはちょっと手作りするのは難しいかなあと考えていたところ、我が家のあまり使わない固めの敷き布団を発見。片付いていない二階に大きく陣取っていたそれを使ってくれるならばと妻も大賛成で、手作りソファを作ることに相成った訳です。

木製のソファの場合、たいていは細い部材を組み合わせてフレームを作ってあるんですが、我が家の場合、丸太の家にマッチするようにフレームを丸太で構成することにしました。久々にやったロックノッチはうっかり間違えて刻んでしまったところもあるけれど、写真でごらんのとおり、なかなか重厚で安定感のあるものに仕上がりました。
見えないですが、背もたれ部も3本の丸太になってます。座面部は近所のリフォーム現場からもらってきた古い板材を張り、クッションとして縦半分に折った布団を布いてあります。背部はもう1枚の布団を壁との間にはさんでずれないようにひっかけてあるだけです。でも、カバーをかければ立派になりました。サイドから見える布団がイケてないんですが、このサイドは今後ローテーブルを付属させて埋める予定であります。

丸太のソファ、我が家だけの誇れる一品もののできあがりです。
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九州はどしゃ降りの雨が続いています。
この大雨が続く梅雨の晴れ間に収穫するのがジャガイモです。
我が家ではこの3月に自給用のジャガイモを少量ですが植えてみました。

これまでジャガイモの栽培を何度も試みましたがことごとく失敗に終わっていました。
肥料不足で全然大きくならなかったり、収穫タイミングが遅くて腐ってしまったり、イノシシに食べられてしまったり。

その苦い経験から、この数年は作るのをやめていました。
今年は生活がちょっと軌道にのってきたので菜園にもう一度力をいれてみようと春先から準備してきました。
その菜園が「うんこ畑」です。

我が家のトイレはいわずもがな「コンポストトイレ」です。
昨年トイレが完成してから、便槽の中身は堆肥にしようといくつかの試行錯誤を繰り返してきました。
堆肥化するということは、つまり発酵させるということで、それには水分と温度の管理をうまくやらなくてはなりません。それにうんこと混ぜる発酵材料もポイント。これらすべてがうまくバランスしないと悲惨な結果になってしまいます。

いろいろ試した結果、現在はひと月に一度、いっぱいになった便槽(大きなたらい)をそのまま畑に持って行ってひっくり返し、数ヶ月放置するという作戦をとっています。これだと汚れ作業が最小で済むのです。

この自家製堆肥を使った「うんこ畑」がこの春からスタートし、その成果第一弾がじゃがいもの収穫でした。
結果は上々!

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土はふかふかで掘るとわんさか虫たちも出てきます。土が豊かな証拠です。
そしてごろごろとほどよく太ったジャガイモたちに子供達も大喜び。
ですが私にとって一番の収穫は、妻が「うんこ」の恩恵を実感してくれたこと。
これまでは「命が循環すること」の大切さを伝えようと思っても、それが生活上のマイナスと感じると理解よりも前に嫌悪感を隠しきれなかった彼女。たとえばコンポストトイレでは「ちょっと臭い」「掃除がたいへん」「虫がでる」など。まあ当たり前といえばそうなんですが、その先につながるものの本質的な重さに理解が深まると、マイナスと思えてたことが喜びにさえ変わるんですが。
それがこの収穫の日、率先してジャガイモを掘ってくれた妻はもう大喜びで、「うんこのおかげねえ!」とこのうんこ畑を賞賛してくれたのでした。
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