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water cleaning system

4月からずうっと、とくにこのひと月は毎日田んぼのお仕事をしてます。
ずっと使われずに荒れ果てた田んぼの再生に始まり、苗づくり、田んぼの代掻きなどに大忙しでした。すべて初めてのことなので、うまく事が運ぶはずはなく、常に追われてばかりの日々。

しかしそればかりでは、この農園づくりがいっこうに進捗しないので、先日はデキルwwooferさんに巡り会ったこともあり、かねてからやりたかった「排水浄化システム」づくりに着手しました。

家の床を張る前から、すでに上下水道の配管はしてあり、昨夏に引っ越してからは実際に家の中で水道も使い始めていた訳です。ところが、排水の処理システムにまで手が回らず、家から6mほど離れた敷地内に垂れ流しの状態でした。そこは敷地内の通路であるにもかかわらず、常に土はぐちょぐちょで、車が通れば轍ででこぼこになり、さらに排水の溜まる状態が悪化していました。

排水処理のきまり。
通常、新築の場合は下水道処理設備のあるところだったら下水に排水するか、それがないところ、すなわち排水が道路脇の側溝に流れ、その行き先が川などの場合、必ず「合併浄化槽」をつけるきまりになってます。うちの場合、下水処理場のない山間部なので、合併浄化槽の設置が義務づけられてます。ただし、それは「敷地外」へ排水するときのこと。実は敷地内で排水処理する場合はその限りではない(らしい)。一応、建築申請のときも、「排水は生物濾過システムで浄化したのち、敷地内へ地下浸透させる」と記し、受領してもらってます。

合併浄化槽も、けっこうしっかりした浄水能力があるんですが、エアレーションするポンプにかかる電気量も大きく、その上、定期検査にけっこうなお金がずっとかかるもの。そのことと、とにかくなんでも自分で作らなくては気がすまない性分なので、そもそも浄化システムはいつか手作りしようと思ってました。

今回、試験的に作ってみたのが、写真のシステム。
試験的といっても、なんせ設備が大きいもんで、そう簡単に作りかえられるもんではないんですが、これがうまくいくまでに改良を加えられるように、あまり作り込まずに軽めの設計にしたということなんです。

家から出た排水はまず、奥の青いローリータンク(農業なんかによく使われる貯水タンク)に溜めます。容量は500Lあるのでけっこうでかい。タンクの中には「モノ化石」という謎の石が入ってます。これが水をきれいにするらしい。よく分からないんであまりあてにしてはいないんですが、害にもならないので入れてみました。で、このタンクの400Lあたりまで水位があがると、オーバーフローのパイプから隣の6つのコンテナボックスの上に散水されるようになってます。このコンテナボックスが、メインの浄化ステージ。上の層はパーライトとピートモスを混ぜたところにシダ系の植物を植えてある、微生物濾過層。それを通って排水はその下の籾殻薫炭層へ。その下は砂、さらに一番底に赤玉土となってます。炭と砂は物理的な濾過層ですね。

それで、このコンテナを通った水は、コンテナの底に空いた穴からドリップして落ちて、雨樋に集められ、いったん小さなバケツに落ちます。現在はここまでができあがっており、これからはこのバケツからパイプを通って人工池に入るところまでの設備をつくっていきます。この人工池に入る排水は、すでに魚が住めるくらいまでには浄水されているはずで、ここで実際に魚を飼おうと思っています。浮き草などもいれて、できればソーラー発電で動くポンプでエアレーションもして、この池でさらに残った栄養分なども分解したいと思ってます。最終的には、この人工池からオーバーフローして出た水をひとつ下の土地で地下浸透させようと思っています。

バケツまでできあがったこのシステム、すでに試験運用してますが、始まりは上々。青いタンクの水はグレーで濁ってますが、コンテナを通ってバケツに出て来た水はほとんど澄んでます。少しだけ色味がついてますが、コンテナにつめた濾過層の微粒子も排水に色をつけてるはずなので、とてもいい出来ではないかと思っています。

あとは池を作って、早くお魚さんの元気っぷりで実証してみたいですね。
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