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阿蘇に移住してからの6年間、ちょっと自慢げに公言していた「冷蔵庫なし生活」に終止符。

この夏の始まったひと月間、悩んで迷ってやっぱり挙げ句に買ってしまったこの冷蔵庫。
目的は「夏にはどうしても冷えたビールをぐっとやりたい」のです。
毎日ではないけれど、汗をかいてがんばって働いた夜にはやはり。

今まではキンと冷えたビールは冬の楽しみでした。普通に廊下の片隅に置いてあるビールも冬なら凍ってしまうんではないかと思えるほどよく冷えてます。ちなみにかき氷ならぬ雪氷も我が家の冬の風物詩。

しかしそのビールも春を越え、気温が高くなってくるとだんだん味わうには我慢ができなくなってきてしまうんです。栓を抜いても温度のせいか泡もきめがあらく、口に含んでもぬるぬるのビールは味覚までおかしくしてしまう。せっかくおいしく作ってもらったビール自身にもかわいそう。

ちなみに、以前は缶ビールを飲んでました。缶ビールは熱伝導率の高いアルミでできてるので、ちょっとした知恵で冷蔵庫を使わずに夏でもけっこう冷やせます。新聞紙を全体にぐるっと缶にまきつけてバケツにはった水にひと浸け。それを日陰の風通しのいいところに置いておくだけ。ときどき見て乾いたらまた浸す。3〜4時間くらいで飲み頃に冷えたビールが楽しめます。これ、「気化熱」を利用した面白エコです。

しかしアルミ缶リサイクルにかかるエネルギーを考えたあとはリサイクル効率の悪いアルミ缶を使うのはやめたんですね。その後は瓶派。実際、ビールの味も瓶のほうが絶対うまい。

けれどこの気化熱冷却方法、瓶ではうまくいかないんです。たぶん瓶の熱伝導率が低くて中の液体を冷やすに至らないんだと思います。

そんな訳で、瓶ビールを冷やす確実な方法はやっぱり電気冷蔵庫。
とにかく電力消費が少なくて我が家のソーラシステムで稼働できるものを探して探して探しあてたのがこの

エンゲル冷蔵庫

AC電源で42W、DC24Vでなんと31Wの省電力!
冷蔵庫というのは温度を下げるときにモーターが駆動するので、庫内が冷えてしまったらそれほど電気をくわない。だから大型の冷蔵庫でもいったん庫内が冷えたら思ったほど電気を消費しないんですね。でも、ドアの開閉を頻繁にしたり、電源を切ったりすると、再び温度を下げるのに相当な電気をくう。

我が家の使い方としては、夏の間だけ、しかも主目的はビール。ときどきピザ用のチーズなんかの贅沢品を買ったときに数日間保存しといたりもします。だから容量は小さくていい。

このエンゲルの冷蔵庫はオートキャンプ用。日本メーカーのメイドインJapan。しかし世界中に累計300万台以上売り上げているという実力品なんです。

実際使ってみると、冷えは完璧。ダイヤルひとつで冷蔵からマイナス18度の冷凍までできる。
音も静か。
気になる電力消費は、ほぼカタログどおり。庫内が冷えるまでの1時間ほどは継続的に40w。庫内が冷えたら、20分おきくらいに3分間ほどモーターが動きます。

日中、ソーラーパネルが発電してる間はまったく問題ない電力消費。
昼間陽が照ってバッテリーが満充電のときは夜間の駆動もほぼ問題なし。我が家、夜には0.5WのLED電球1個しか使わないので、この冷蔵庫の夜間消費電力が生命線。朝目がさめてバッテリー電圧をチェックしても、平均24Vは維持できてます(満充電時で27V前後)。

昨夜もワークステイに来てくれた若いお姉さんとビールで乾杯。
冷えたビールはやっぱりうまい!
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工事開始から3年の月日を経て、ようやく完成.....してませんが、
無理矢理入居してしまいました!

今月初め、こどもたちが大好きな義母が東京から遊びにきてくれました。義母は新宅での生活を楽しみにしてくれていましたので、まだまだドアもできてない状況なんですが、無理矢理にでも引っ越しちゃおう!となりました。

生活に必要な唯一のライフライン=水道も、PTA仲間の建設業者さんに頼んで開通してもらいました。シンクや調理台は例外的にとりあえずのベニヤ板工法であっという間にできあがり。電気はすでに稼働しているソーラーシステムからキッチンと寝室に延長コードでひっぱってLED電球をぶら下げてOK。ドアなどまだ完成してないので飛んでくる虫対策に、蚊帳とハエ取り紙を設置。そして家から布団やら調理用具やらとりあえず必要な最低限の物資を搬入してお引っ越し第一弾の完了。

家族で入居してはじめての朝、ロフトの東の窓から輝く朝日に感動。
家づくり開始から長いー年月待ち続けていた妻は大喜びしてました、が、自分としては家の完成を目標にしているゆえにまったくうかれ気分にはなれません。今日もまた埋めねばならないドアづくりにいそしむのでした。