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2012.03.31 実力です
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今日は薪小屋建築作業の4日目。
10本の柱の上に桁をのせる作業をしています。
桁は1本7m。それが計4本です。
柱の上にオスほぞを刻み、桁にはメスほぞを刻んであります。
その長い桁をユンボで吊り上げ、3箇所のほぞに狙いを定めながら入れ込んでいきます。

それにはユンボの細かい動きが要求されます。
しかもケヤキの立ち木の狭い間にユンボの車体が入っているので思うように動きがとれません。

今日、最初から最後までこのユンボのオペレーターを務めたのが保育園を卒園したばかりの6歳の長男。
これまではユンボの移動くらいを任せてましたが、今日は本人のやる気もあり、かなり難しいこの作業を任せてみました。私は丸太が暴れないように丸太に結んだロープを持っての補助役。

吊っている丸太は7mともなると、かなりの重さで、しかも全体が暴れないように動かすのは非常に繊細なアームの操作が要求されます。ところが、私が見守る中で、彼は見事な腕をみせてくれました。

いつの間に覚えたのか、私が教えたことのないフットペダルも使っています。

いやあ、見事なものでした。
センチ単位の動きでこちらの指示どおり、まったく危なげなく丸太を動かし、一発で桁を納めてくれました。

大人になったら自分の家を作りたいという長男。中学校を卒業するまでに、小さな自分の小屋をひとつ建ててみようねと約束しています。このペースでいくと小学校のうちに目標達成してしまうかもしれませんね。
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2012.03.31 薪小屋づくり
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この冬も終わり、薪ストーブに使う薪のストックも残すところわずかになりました。
この時期は次の冬に向けて、また一冬分の薪を作る時期です。

生きている立ち木を切って薪にするためには、条件のいい場所でも最低ひと夏は乾燥させなければなりません。わたしは薪のために立ち木を伐採することはしません。それよりも、周辺の木材伐採現場にお願いすればいくらでも残材をいただけるからです。伐採業者は、真っ直ぐでまとまった長さの部分だけ搬出して市場へ持っていきます。株元や先の細くなった部分、曲がりの強い部分は全部山へそのまま切り捨てていきます。それらの残材はそのまま放置されて腐っていくだけでなく、大雨の時には土砂崩れの原因にもなります。健全な山を育てるという点からも、用途のないそれらの残材を積極的に薪エネルギーとして利用することは良いことなのです。

しかも伐採してからある程度時間の経っているものは乾燥もすすんで運びやすい。私はそんな材を使いますから、ひと夏の乾燥で十分なんですね。

そこで、家の建築をちょっと一休みして、今は家の裏手に薪小屋を建築しています。
昨日は薪小屋建築の3日目。

建築中の家の裏手は傾斜のきつい土手になっています。
その土手のスペースを有効利用するため、そこに小屋をつくることにしました。
地面のレベルも家の一階床と同レベルですので、薪の搬入に際しても力が要りません。

うちの薪ストーブはスウェーデン製のヨツールF3。
薪の長さは40cmです。薪小屋の奥行きは、風通しと取り出し易さを考えて3列としました。
土手の斜面ですので、その3列は階段状に上がっていきます。
土手の上は開けていて北からの風が強く吹き込んできますので、薪の乾燥にとっても好条件です。
薪の乾燥は日当たりよりも風に依るところが大きいのです。

この薪小屋の横幅は12mあります。
薪の収容量は高さ2m×幅12mの3列。
これからは毎日の調理も薪エネルギーを使っていきますので、これくらいの量は1年あたり最低必要です。

家の完成はまだですが、こうして、ここでの生活のために欠かせない薪の準備が整っていくのは非常に嬉しいものです。お金を出せば簡単に手に入る電気やガスではない薪生活ですが、それだけ生活インフラに関する自立力があります。そして、生活を支えてくれるエネルギーを目に見えるところから自分の手で作り出すということは、こどもたちにとっては生きる力そのものを育てることになるのです。
2012.03.27 もりのこびと
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冬季休園していた、自主保育の活動を再開しました。
冬の間はあまりにも寒いので、少し山を下った中麓の地区で自主保育の活動をしていました。

この休みの間に、自主保育のグループにも素敵な名前がつきました。

「もりのこびと」です。

メンバーもいま、だんだんに増えてきています。
昨日は小学生が春休みということもあり、メリーモントでの自主保育再開の初日は大盛況。
集まったのはうちを入れて9家族、こどもは赤ちゃんから小学3年生までの総勢24人。

朗らかな陽気でとっても気持ちいいこの山に放たれたこどもたちは、メリーモントに到着するなり、めいめいに好きな遊びに走りだしていきました。

メリーモントには斜面の中腹にてづくりした公園があります。
シーソーやワイヤー滑りやブランコ。それに別の場所では木登りができたり、私がいつも働いている作業場に積んである木材置き場で山上りしたり。チェンソーのおがくずでままごと遊びをする子もいれば、地面の上でようやくお座りできるようになった赤ちゃんが土まみれになっていたり。

こどもたちがまったく自分たちの好きなように、けれど新しいこどもたちとの出会いを楽しみながら、それぞれの時間をすごしてくれました。

お昼にはみんなで摘んだ原木しいたけを焚き火でソテーしてランチ。
包丁を使いたい子は指をちょっと切ったりしながらたくさんのしいたけを切ってくれました。
「火の番人」を買って出た男の子たちは乾いた枝を拾って折り、かまどに入れてくれました。
そうやってできた採りたて新鮮なしいたけソテーは、しいたけ嫌いの子もすすんでお代わりするほど大好評でした。

質の高い環境はそれ自体がこどもたちの感覚に働きかけ、自発的な遊びの世界へ誘いこんでくれます。
そこには直接的なおとなの介入は必要ありません。

何かにチャレンジしたいこどもがそのエネルギーの出口を探しているときに、タイミングよくそのヒントを差し出してあげる、そしてこどもが自身の力を育てるのを見守る、それがおとなの役割だと思っています。

そして、こうやってたくさんのこどもたちが楽しんで遊んでくれる空間にメリーモントが成長しつつあることにも感謝です。これからのもりのこびとがまた楽しみです。

2012.03.26 男の授業
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ようやく暖かくなってきました。
私の風邪もようやくさようならです。

一昨日の朝はみぞれ交じりの冷たい雨が降ったけれども、もうそれは地面を白くすることもなく、淡くとけてできた水たまりも日中のあたたかさにあっという間に乾いてしまいました。

そこで車のタイヤも衣替えです。
12月から4ヶ月間つけていたスタッドレスタイヤをノーマルタイヤに交換しました。
移住前の埼玉ではスタッドレスなど履く必要もなく、阿蘇へ来てから最初の冬に初めて買ったこのタイヤ。
もう4シーズンが経ちました。タイヤ交換ももうお手のもの。
ひとりでやれば30分もあれば終えられる作業になりました。

今日は陽射しもあたたかくて子供たちもご機嫌で外に駆け出してきたので、
昨日保育園を卒園した長男を捕まえてタイヤ交換のレクチャーを与えました。

こういう作業に食いついてくれるのが長男のいいところ。
男親としては教え甲斐がありますね。

油圧ジャッキを使って車を持ち上げ、レンチでネジを緩めてタイヤを外す。
交換用のタイヤを取り付けてまたネジを締める。

これ、おとなでも結構力の要る作業です。
6歳のこどもひとりではなかなか難しいですけれど、そこが知恵の養いどころ。

初めは軽いジャッキのハンドルがだんだん重くて動かなくなってきたら、そこいらから延長用の鉄パイプをつっこんでハンドルをながーくしてみます。すると不思議なほど軽々と車が持ち上がっていきます。科学の不思議にこどもの顔はにっこにこ!

ネジも、レンチの持ち手に鉄パイプをつっこんで締め上げると、こどもでも手加減しなくてはならないほどがっちりと締まりました。

DIY的生活では、そこは生きた授業の宝庫なのです。
2012.03.17 塗装あれこれ
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この1週間というもの、風邪でダウンしています。
何年ぶりにか立ち上がれないほど衰弱してしまいました。
風邪といっても侮れないのは分かっていますが、動けない状態にしてくれたことは、どうあがいても休むほかはなく、まとまった休息をとれということなのかと、観念しておとなしくしています。

今日は30分ほど、外の空気を吸って少しだけ体を動かしたくなったので、メリーモントで作業中のログ壁の塗装をしてみました。

塗装に関しては、いろいろ悩みました。
塗装は、木を腐れや虫から守るのが目的です。しかし、ちょっと考えれば分かりますが、「腐る」のはバクテリアがそれを食べて分解するからですし、虫が食うのもそれが食べれるものだからです。すなわち自然界に存在する極めて安全な素材という証です。

それに何かを塗りつけて食べれないようにするということは、毒を塗ることです。
小さなバクテリアや虫に対する毒は人間にとっても当然、毒です。
そんな毒をたっぷり塗りたくった家にはあまり住みたくはありませんね。

しかし、すでに一部腐れの始まっている丸太ですから、なんらかの処置をしておかなくてはなあ、と思い、ずっと考えていました。

そこで私が採択したのが次の方法。

①腐れのあるところはまずバーナーで焼く。
木は焼くと腐りが止まります。そこを炭化させてしまえば、生きているバクテリアにとっては食べる価値のないものになってしまいます。

②柿渋を部材すべてに塗る。
柿渋は日本古来の塗料です。渋柿の汁から作られる天然塗料です。その中に含まれるタンニンは防腐効果が高く、さらに、虫も嫌がります。強くはありませんが、撥水性もあるので、ある程度の防水効果も期待できます。

③植物性オイルで仕上げ
柿渋でも仕上げとなるのですが、雨にあたる外部の防水性を高めるためと、内装のより美しい仕上げのために、オイルフィニッシュします。オイルといっても、防腐着色目的のオイルステインとは異なり、私が選んだのは亜麻仁油ベースでつくられたワトコオイルというイギリス製のもの。木材の保護と仕上げが目的。これを塗るとしっとりと深い色合いになり、木本来の美しさを引き出してくれます。

今日は息子に手伝ってもらい、ログ壁の内装部にこのオイルを塗ってみました。
開封して気づいたのが、このオイル、甘くてとてもいい匂いがするんです。亜麻仁油の匂いですね。
これならホント100%安心。食べても平気な家になりますね。

さて、全快にはまだもうしばらく時間がかかりそうなので、またおとなしく布団に戻ることにしまーす。
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