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horse shed

 メリーモントの道向かいにはこの広大は牧草地が広がっています。阿蘇の根子岳、大分の九重連山が見渡せるロケーションです。私の親父が手に入れたこの土地に、現在馬小屋を建築中です。昨日は屋根板張りの作業ということで、こどもたち、仲間のおじさんとともにみんなで楽しく釘打ちをやってきました。

 「馬」というとみなさん「どうせポニーでしょ」とおっしゃいますが、そうではなく、大人も乗用できる大型の馬です。話の発端は娘が馬好きで、おじいちゃんに「馬に乗りたい」とせがんだことによります。その娘を溺愛している私の父はいとも簡単に腰を上げ、現在飼育に向けての準備中というわけです。

 こう書くと、「そんな軽はずみな覚悟で馬を養えるのか!」とお叱りを受けそうですが、それは私も危惧しているところで、だからこそ私も時に横から口や手を挟ませてもらっているという訳です。そして、馬は私にとってもひとつの夢であったのです。

 私が馬に初めて乗ったのはニュージーランドに滞在しているときでした。ウーフしていたお宅のお友達で馬に乗せてくれるというので1日乗馬体験に行ったことがありました。そのときの馬とは初対面でも相性が良くてとても幸せな思い出となりました。さらに、ウーフのホスト宅でも馬を飼っており、そのホストは私がウーフを終えたあと、馬に乗ってニュージーランド国内縦断の旅を敢行したツワモノなのでした。

 そんな馬への思い出をもって現在の生活を造っている私にとって、今回の馬にかかわるもくろみとは、自動車に代わる交通手段としての馬車生活です。親父の飼う馬に、趣味としての乗馬だけでなく、実用的移動手段としてのお役をお願いしようというわけです。

 オイルピークという言葉はご存知でしょうか?石油採掘の可能年数には諸説あります。石油は遅かれ早かれいずれ枯渇するものです。オイルピークとは、石油の生産量が頂点(ピーク)に達して、その後生産量が徐々に減退していく転換点です。実際にはピーク後も石油の生産は続きますが、供給量の減少によりガソリンなどの価格は高騰して現在のような安価なエネルギーとして依存する社会ではなくなります。そのオイルピークがいつ来るかという説ですが、最短で2017年、遅くても2030年から2050年とされています。とうことは、最短であと6年、遅くても20年から40年の間にこの石油依存型社会は激変することになります。

oil peak


 多くの人はその不安から目を背けているように思えますが、私にとってはその後の社会をむしろ楽しみにもしています。そして、そのための準備をこうやって日々こつこつとやっているわけです。

 車が主役の現在ではもう誰も馬に乗って移動することはありませんが、人類は何千年も前から馬にまたがり、そして私たちの国でも、ほんの100年ほど前までは移動手段の主役として大いに活躍していたのです。それが、内燃機関の発明と石油の大量消費時代に入って激変したのですね。ですから、この後の半世紀でふたたび馬車全盛の時代が戻ってきてもおかしくはありません。スーパーの駐車場には、一部のお金持ちだけが使う超高価なガソリン車のためのスペースが少しあり、ほとんどの庶民は自転車や馬車でそこに買い物に来る。駐車場には必ず馬をつなぐ柵が設置されてあり、馬糞をコンポスト化する装置も設置してあって、出来た堆肥は無料でお持ち帰りというサービスつき。そんな近い将来のスロー社会、素敵でしょ。



 
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2011.09.07 垂木上げ終了
11.09.05 006 rafter

 作業日数延べ1週間かかった垂木上げが昨日完了しました。

 6メートルの長い丸太が25本。1本1本保管場所からリヤカーで運び、ロープと力技で引き上げました。1本組むごとに家らしく形ができあがっていく過程はとても楽しいものでした。

 この作業のためにウーフの期間延長をこちらからお願いしたイギリス人のカップル。昨夜はお別れ&慰労のピザパーティーでした。すでに涼しい秋風が吹く夕刻に薪ストーブの火を入れ、自家製生地でつくったピザを次々に焼き上げていきました。

 今朝早くに彼らは自転車にまたがり、大阪を目指して旅路に戻っていきます。文字通りいろんな人の力で立ち上がっていく我が家にまた新しい想いを残していってくれました。
rafter.jpg

 今日は朝から雨。台風12号の影響で久しぶりにまとまった雨となっています。今日から2日間の日程で予定していた「こどもDIYキャンプ」はやむなく中止。この夏は本当に雨の多い夏です。

 さて、棟上げが無事済んだ我が家ですが、その後は垂木(たるき)上げ作業の毎日です。垂木は屋根板を直接支える構造材で、普通は暑さ10センチほどのツーバイ材などを狭いピッチで並べていきます。が、この垂木も我が家の場合は丸太を使っています。これは本数が多いので、ログハウスでも垂木までログというのは極めて稀だそうです。もしログで組んでいくとなると、相当な手間がかかりますから。なんでそこまでするの?といわれてもただのこだわりとしか言えませんね。ロフト部にはおとなとこどもの寝室がきます。ベッドに転がって見上げたときに一番目に入るのが垂木になります。丸太には製材された直線にはない自然の温かみがあります。それは実になんともいえない心地よさを与えてくれるものです。ただ、それに囲まれたあったかい家を作りたい、そのこだわりだけですね。

 その垂木ですが、ひとつの長さが6m。重さも大人二人でなんとか動かせるくらい。その垂木を組み上げるのに、またしても人力作業をおこなっております。棟上げのときにはチェーンブロックという道具を使って吊り上げましたが、この垂木はまっすぐに吊り上げるのではなくて斜めに設置するのでそれが使えません。ですから、ロープで引っ張りながらその重い丸太を満身の力で持ち上げています。

 この作業はどううまくやっても大人3人の協力が必要です。現在作業に加わってくれているのがイギリス人のウーファーさんです。彼らは自転車で世界旅行をしている若いカップル。しかも男性の方はこれまでずっとエコ建築の設計などを手がけてきた人で、まさにメリーモントの建設にうってつけの人物。この重作業を楽しんでやってくれています。合間の時間には、彼から断熱材に関するレクチャーをうけたり、設計に関するアドバイスをもらったり、こちらとしては手放したくない逸材です。

 彼らの滞在は9日間の予定でしたが、今回はこちらからお願いしてちょっとだけ期間延長してもらうことにしました。その延長した時間で残りの垂木をすべて上げる予定です。思わぬ雨で久しぶりの休息日となった今日で疲れた体にエネルギーをため、来週からは垂木あげのゴールにむけてまたがんばります!
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