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 今年のクリスマスはホワイトクリスマスになりました。九州に入り込んでいる寒気の影響でここ数日雪が続いています。気温もマイナス9度まで下がり、空気がぴりっと引き締まって感じられます。そんな中でも建築作業は佳境を迎えています。柱や梁などの構造材は最終仕上げとして表面を磨き上げています。使っているのはホイールブラシという機械で、回転するドラム状のナイロンブラシを表面にあてて汚れをこすり落としていきます。なにせ2年以上前に皮むきし、ずっと雨風に打たれていたので表面は相当汚れています。コケやカビがこびりついている部分もあります。しかしこの機械をつかって磨いていくと真っ白な木肌が徐々に現れて見違えるように美しくなっていきます。ただ、この作業、とても時間がかかります。8mの梁1本を磨くのに1時間以上はかかります。この仕事を黙々とやってくれているのが、東京から来てくれているいつもの仲間です。彼は今回ここに来てから丸3日間、ひたすらにこの磨き作業を続けてくれています。その間に私はホゾを作ったりという部材の仕上げ加工をしています。
 「もうこっちの作業は終わるぞ!」とときどき彼から気持ちよくお尻を叩かれます。普段ひとりで作業しているので、そうやってハッパをかけられるのがなんと楽しいことか。おかげで厳寒の中でも寒さを忘れて本当に汗をかきながら働いています。
 大晦日までに柱を立てる予定。それまであと4日、全力投球は続きます。
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house plan

 ここのところ、相変わらず大工仕事には絶好の好天が続いています。おかげで毎日朝から(といってもけっこう遅めの朝ですが)から晩まで(といっても日暮れまで、残業はありません)たっぷりと仕事をしています。ほとんどすべての主要構造材の拾い出しは終わり、今は柱の加工をしています。柱にする丸太は3メートルの長さに切ってあり、それを壁面側だけ面出しをします。ユンボで吊り、製材機にのせ、カットラインを決めてチェンソーで挽き、かんなをかけて最後に中心線の墨をうちます。なにが大変かというと、チェンンソーくんのご機嫌が今ひとつであること。いくらスターターロープを引いても(エンジンが)かからないことがざらです。その原因は分かりませんが、対処法は分かっています。カバーを開いてスパークプラグを取り外してきれいに清拭して戻し、エアクリーナーを取り外してからエンジンをなんとかかけてようやくエンジンがかかったら急いでエアクリーナーとカバーをもとに戻す。そんなことをエンジンを再始動させるたびに繰り返しています。かなりの時間の損失です。ただ、こうした症状も再現性がない(いつでもこうであるとは限らない)ので修理に出すこともためらわれます。

 しかしそんなこんなでもなんとか今のところひとつずつ作業は前に進み、柱の加工は残すところ8本となりました。年末の柱立てという工期になんとか間に合うかどうかというぎりぎりのラインで頑張っています。

 そして、ふと思い出したことがあります。そういえば、このブログを読んでくれている人たちにまだ家の図面をお見せしていなかったことを。以前にも書いたように、図面はその都度必要なものを描いているという状況ですので今までご紹介しそびれていたようです。

 この上の図面は立面図といって、建物の外観を横から見たものです。これは東側から見たものになります。平屋プラスロフトというログハウスとしては極めてオーソドックスな外観です。ロフトにする場合、出来るだけ屋根の角度をあげたほうが居住空間を広くとれます。しかしこの家は屋根に土を盛り、草を生やす計画ですので、あまり角度がきついと土が流れてしまいます。最終的には縦3:横4という直角三角形が成す斜辺の角度としました。これだと計算もラクですしね。

 煙突は2本。右側の煙突はリビングにある薪ストーブから出る煙突。左側の細い煙突はキッチンにあるクッキングストーブから出る煙突。両方とも効率のいいストレートの屋根出しです。柱や梁は丸太で組み、壁はそのあと、腰高まで丸太を落としこみます。その上は間柱を立てて板壁とします。外壁は背板という丸みの残る板を使い、内壁は2センチ厚の杉板を使います。内壁の役目は部屋の中の暖気を保熱すること。厚い木材の繊維の内部の細かい空気層はそれ自体が温められると熱を蓄える力があります。そして、外壁と内壁の間には5センチ厚のスタイロフォームを断熱材として入れます。通常、壁にはグラスウールというガラス繊維でできたものを使いますがガラス繊維は直接手で触れないような代物なので使いません。スタイロフォームは発泡スチロールのようにボード状に成型されたものです。少々カットが面倒ですが、健康面への危険はぐっと低いです。

 さて、明日は週に一日、妻が町へ仕事に出る日なので、家でこどもたちと過ごします。久しぶりの休日(といっても家事+子守のほうが重労働ですが)です。気分転換をしてエネルギーを蓄えようと思います。
2010.12.09 初雪
snowy morning

 12月にはいり、そろそろクルマのタイヤもスタッドレスに替えなくては、と思っていたところ、昨晩からちらほら雪が降り始め、今朝はうっすらと雪化粧の朝でした。朝の外気温はマイナス6℃でした。

 丸太もユンボもみんな雪をかぶっていたので、仕事始めにあたってまずはほうきで雪をはらいました。年末に予定している「柱立て」に向けて、今その準備の真っ最中です。これまで、桁・母屋・棟木の長い部材の面取りが終わりました。棟木というのは屋根の中心・最高部にあって、家のシンボル的な部材です。長さが13メートル、根もとの太いあたりは直径40センチにもなる一番大きな丸太を使いました。母屋は12メートル、桁も11メートルあります。これらの重要な部材をまずはすべてのストックの中から拾いだし、残った丸太の中からその太さやカーブなどを吟味して梁、柱などの部材として必要な長さに切って仕分けしています。

 昼には雪もやみ、青空がひろがりました。天気予報によると明日はさらにぐっと冷え込みそうです。家の薪ストーブはすでに24時間稼動体制。明日もジャンパーを2枚重ね着して一日チェンソーもって頑張ります!っとその前にいよいよほんとうにタイヤを履き替えなくてはいけませんね。