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2010.11.28 プロの経験
el campo

 きのうの朝はかなり冷え込みました。メリーモントの外の気温はマイナス6℃。地面も木もみんな霜で真っ白。空気は透き通り、山は朝日で赤く染まり美しい朝でした。

 実は私、9月から週に1度、プロのログビルダーのところへ見習いに行っています。場所はここから車で45分。宮崎県の五ヶ瀬町にある「エル・カンポ」。そこのボスはケンゾーさんというダンディーな親方。以前メリーモントで開催したロケットストーブワークショップに参加してくれました。その時から、私がセルフビルドでログハウスを作っているのを知っていて、彼の仕事場で人手が少し足りなくなったこの時期に「勉強がてら手伝いに」と誘ってくれたのでした。だからもちろん無給。その代わりに私としてはプロの現場からたくさんの情報と技術を持ち帰ることができます。

 五ヶ瀬町は九州で唯一、スキー場がある町です。標高も600メートルと高くて、昨日の朝はやっぱり霜で覆われていました。今ここで作っているのは地元の公民館。地元の杉を100%使い、皮を手剥きしてすべてハンドカットで作りあげていきます。壁はすべて丸太なので近くに寄ると相当な迫力があります。今は壁があと2段を残すところまで組みあがっていて、ロフトの床を支える梁を刻んでいるところです。基本的に丸太同士の接合部には金物は一切つかいません。とくに梁には特殊なほぞを刻んでかみ合わせ、抜けないようにします。この細工を見たときには感動してしまいました。四角く製材した材にほぞを刻むのも簡単ではないのに、丸太でそれをおこなうんです。これは一般の大工さんにも真似のできないログビルダーだけがもつ特殊技術です。昨日は一日かけてみっちりとそれを勉強してきました。これから組み上げていく私の家でもしっかり使える技術でしたのでこの経験はお金では買えない貴重なものでした。

 今日も阿蘇は晴れの予報。年末の柱立てに向けて頑張ります!
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土台2段目

 最近、素晴らしい秋晴れが続いていました。おかげで毎日建築仕事に精をだすことができました。建築に関する記事のアップは2ヶ月前の「大引き」でした。昨日、ようやく土台の2段目が据え終わりました。ふつう、土台は1段です。私もそのつもりですすめていたら、角のジョイントを組んでみてからあることに気づきました。そのジョイントは丸太どうしをクロスさせている部分なのでお互いをフィットさせるために側面を削りとりました。狭いところでおよそその幅は10センチ。その上にくる柱をたてるためのほぞを切るにはとても狭すぎたことに気づいたのです。そこで同じように丸太を太鼓引きしたものを、家の外周部分だけ、もう一段組むことにしたのです。これで柱もしっかりと立てられるし、あとあとの床の収めもきれいにいきます(これは説明するには難しいですけど)。

 こんなふうに、ひとつの工程をやってみてからまたあらたな作戦を考えて前にすすみ、ということを繰り返しています。まさに試行錯誤。ただ、ここまでは結構地味な工程でしたが、この次は「柱立て」です。まずは1階部分の柱と梁、それを連結する桁(けた)を組む工程です。これからのひと月をかけて14本の柱と4本の梁、2本の桁の刻みを行います、そして、それがすべて揃ったら一気に組み上げます。目標は今年の暮れ。それが終わればとてもいい正月が迎えられることでしょう。
2010.11.17 七五三
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11月は七五三の月です。もともと、江戸時代から始まるこの風習はもともと11月15日に行われていたもの。その年のお米の収穫を神様に感謝する儀式に便乗してこどもの成長の感謝・加護を祈るようになったそうです。

我が家のこどもたち、今年は長女が7歳、長男が5歳、次男が3歳でそろって七五三参りに行ってきました。
参拝先は隣町にある幣立神宮。知る人ぞ知るパワースポット。ここでは、5年に1度、五色人の大祭というお祭りが開かれます。これは世界5大陸の人種の神を祭るもの。ここ幣立神宮でしか行われないものだそうです。

今年がその大祭の年なのですが、私はといえば、その祭りにはさほどの興味がなく行きませんでした。ともあれ、長女は車で40分のこの神宮が気に入っています。傾斜のきつい山の中腹にあるこの場所が、木々に囲まれていてとても落ち着くそうです。地元の阿蘇には、阿蘇神社という日本三台楼門もある大きな神社があるのですが、長女の意見で幣立さんにお参りすることとなりました。

当日の朝、結った髪が痛くてへそを曲げた娘とひと悶着ありながらもなんとか予定通りに到着。11月13日の土曜日ということで七五三で賑わっているかと思いきや、いつもの静寂。なんと七五三参りは私たちだけ。アットホームな神主さんに祝詞をあげてもらったあと、儀式のなか、子ども達はひとりずつ名前を呼ばれて神主さんの前へ。お目当ての千歳飴とお守りを頂いて帰ってきました。

この日のためにもいろんな方の協力がありました。こどもの着物やスーツを工面してくれた親類、着付けをうけてくれた近所のおばちゃん。神様だけでなく、ここまで大きくしてもらったこどもの成長を周りの人たちにも今一度感謝した素敵な一日でした。
2010.11.02 自然療法
biwa leaf

 おとといの午後は少し雨模様だったので子どもをつれてちょっとお出かけ。けれどなぜか始終頭痛。そして一夜明けた昨日は朝から耳痛。これは私にとってはよくある外耳炎です。みみかきがどうしてもやめられない悪癖のある私は、しばしば耳の穴に傷をつけてしまい、外耳炎になるのです。元気なときはそこまでに至らないのですが、疲れがたまっているときなどは一気に悪化してひどい痛みとなります。こうなると医者にいかなくてはどうにも痛みが納まらないというのは常です。

 ただ、今回はここ阿蘇に移住してから初めての外耳炎。近くに通える耳鼻科もないので、必要に迫られて自然療法でケアすることにしました。我が家にあるその教科書は、東城百合子さんの「家庭でもできる自然療法」。そこにはびわの葉の絞り汁を脱脂綿に浸して耳につめておく、とありました。

 普段はゴマすりにつかっている小さいすりばちで葉をすり、少量の水を加えてエキスを搾り出しました。そのどろーんとした茶色い液体を脱脂綿に浸して耳に入れておきました。すると、うどんも噛めないほどの痛みが今日の朝には大分なくなっていました。あなどれない自然療法です。

 現在では欧米から輸入された西洋医学が主流ですが、ほんの少し前までは、こうしてどこの家庭でも庭先にある薬草を使って手当てをしていたのです。副作用のない安全な自然療法は家庭医学の大いなる母なのです。
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