2008.08.30 夏の災難
アシナガバチ

夏もそろそろ終盤です。風はすでに秋の気配を運んできています。

今年の夏はたくさん楽しいことがあったけれど、初めての受難もいくつか。
雷の次にもうひとつ受けた初受難が「ハチ」でした。

この写真はアシナガバチとその巣です。
伐採した杉の木の枝払いをしていたら左のふくらはぎにチクリ
それほど強い痛みではなかったけれど、慌てて逃げました。
僕を刺したハチは1匹だけで、どうやら偵察機が威嚇攻撃をしただけのようでした。
刺されたのが2回目だったのでそれほど驚きはありませんでした。なにせ1回目のが相当なものでしたから。

その1回目というのがこともあろうに「スズメバチ」でした。
8月の初旬に畑の草刈をしていたときに、一緒に作業していた仲間2人とともに全員が一斉にそのスズメバチの大攻勢を受けたのです。私は左腕に1ヶ所、他の2人はそれぞれ2~3ヶ所ずつ刺されました。そのときの痛みは注射針をちょっと勢いつけてブスッとやった感じかな。
しかもその後の4~5日は痛みと痒みが強くて辛い思いをしました。

日本に生息するスズメバチにはいくつか種類があります。
ひとつはハチの中で最大の「オオスズメバチ」で、体長が40mm前後。
今回我々が襲われたのは「キイロスズメバチ」で、体調は30mm弱。
オオスズメバチよりは小型ですが、攻撃性が非常に高く、巣の近くを通っただけで攻撃されることもあります。スズメバチの刺傷例ではこれによるものが最も多く、この意味では最も危険なスズメバチといえるようです。

我々が襲われたときに草刈りしていたすぐそばに大きな木の洞があり、その中に彼らの巣があったのです。巣はなんとか撤去しましたが、冬野菜用の畑の整備がそのために少々遅れてしまいました。

受難後はハチにビクビクだったこの夏でしたが、先日は近所のおじさんのお宅ですごいものを発見。
「ハブ酒」の隣に置いてあった自家製の「オオスズメバチ酒」!
ほとんど趣味でスズメバチの巣の撤去をおこない、捕獲したハチをホワイトリカーにつけこんだものだそうで、滋養強壮にはかなり効くらしいです。

田舎暮らしもそこまでいくと本物ですね。
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燻製
この1週間はほんとに楽しかった。
東京から仲間(といわせてくださいね)が2人遊びに来てくれたのです。
ひとりは私の元職場の上司。もうひとりは養護学校の先生。
私の夢を強力に支えてくださっている恩人のような2人です。

そのおふたりが昨年に続いて今年も数少ない夏の休みを使って遊び(?)ではなく働きにきてくれたのです。
この日は最後の晩餐に近くの川で釣り上げた見事なヤマメとハヤを燻製にしてみました。
初めての燻製に道具づくりから試行錯誤。熱源に練炭を使用し、ダンボール箱で覆いをつくりました。チップは庭に生えている八重桜の枝を切り落として用意。

早朝の釣りに始まり、晩餐のビールをおいしく飲むために、その肴づくりに全てを注いだ一日でした。そして出来上がった燻製の美味かったこと!こんな贅沢な時間の過ごし方はありません。

夜は星空の下での素敵な晩餐会。
少し雨の多かった1週間でしたが、なにがあっても笑いの絶えなかった素敵な時間を締めくくるのに最高の宴でした。

この1年間、新しい場所ですべてを切り拓いてゆく毎日の生活。夢という目標を見据えながらも日々の疲れからか少し舵取りがあやうくなっていたようなこの頃でした。が、日をおいても必ず訪れてくれる師のような彼らに自分の歩むべき方向を照らされたような気がしました。支えてくれる仲間のありがたさに感謝。

朝、彼らの去った後はいつもよりも静かに感じる山の中でひとりログの皮むき。
1日費やしても1本しかむけず、でも1本むけたから少し前に進める。これでいいんかなあと思うべし。なにより今という時間に感謝できればそれだけで。
2008.08.15 ログ材伐採中
ログ材伐採中

夏に入ってから、ログ材の切り出しがメインワークになっています。

この山は自宅建設予定地のすぐ横にありますが、全体にはかなりの傾斜地。
しかも山林のど真ん中を電線が走っているので私のような素人山男にけっこう難しいフィールドなのです。
ここで切り出せるログは40年生の杉が約70本。1本から10メートル強の丸太がとれるのでたぶん家一軒は建てられるんではないかと踏んでいます。

伐採は自分でできるところはやっていますが、危険な場所は近所のおじさんに頼んでやって頂いています。その熟練の技を見るのも大変な勉強になっています。

木を切り倒したあとはてっぺんの葉を残して枝払いします。
そして次のターンに伐倒する木が重ならないように重い木を丸のままショベルカーを使って移動し、整理して積んでいきます。

これまでのところ40~50本ほどの切り倒しを終えました。

今週末には東京からも強力な助っ人が来てくれる予定です。
楽しみにしています。
今夜はタイ料理

 今週1週間滞在してくれているウーファーさんたちです。
左の彼はオーストラリア国籍、右の彼はタイ人でオーストラリアに留学中にお互い知り合ったそうです。
 この日は午後私用で家を留守にしていたので晩御飯の用意を彼らにお願いしました。タイ人の彼は料理上手。「うちにある材料でなんかタイ料理つくれる?」とのリクエストに応えてパッタイをつくってくれました。
 パッタイはタイでポピュラーの麺料理。甘酸っぱさが特徴で、その酸味を出すためにはタマリンドという果物の発酵調味料が不可欠。「(まさか)タマリンドはありませんよねえ」と聞かれた私はほくそえんで秘蔵のタマリンドを出してあげました。私は大のインド料理好き。あらゆるスパイスや調味料をそろえてあるのでした。それを見て全員気分は最高潮。「パッタイ!パッタイ!」の大合唱となった次第。

 料理は一品でしたがなんとも気持ちのこもった素敵な晩餐となりました。彼らの滞在中にはアシナガバチに襲撃されるアクシデントがあったり、地元の伝統文化財の獅子舞を見てもらったり、いろんな経験をしてもらいました。なにがあっても笑顔で「いい経験ね」と言って楽しんでくれる彼らとの生活も残りわずか。新しい出会いとその日々を大切に毎日していこうと感ずる今日この頃です。