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雷

昨日のことでした。
人生初めての経験でした。
めちゃくちゃ痛かったですが、生きてますのでみなさまご安心を。

阿蘇の山では夏になると毎日のように雷鳴がとどろきます。
先日も工事中の地元の水道屋さんが雷が鳴ると、慌てて仕事を終わらせて帰ってゆきました。
「木のそばにおってもあぶねえぞ。割れた木の下敷きになるからな」などと雷の恐ろしさをいろいろ語ってくれました。
それから外にいるときには雷鳴が聞こえると急いで家の中に避難するようにしていました。

ところが、昨日いたのは家の中です。
昼すぎに雷鳴とともに激しい雨風が吹いてきて、空いていた窓からものすごい勢いで雨が吹き込んできたのです。私は次男を背負ったまま急いで家中の窓を閉めて回りました。
全て閉め終えて一息。
しかし台所の出窓が吹き込んだ雨で濡れてしまったので、タオルで拭いていたのです。

雷鳴はまさにここあそこにドッカンドッカンとものすごい音で鳴り響いています。
そのとき突然タオルをもつ手と左腰にバチッとものすごい衝撃!
瞬時に「やられた」と分かりましたが、目の前に雷を見た訳でもなく、よくわからないままよろよろと床に座り込んでしまいました。
痛みとしては、動物よけの電気柵の10倍くらいでしょうか。
しばらくの間右手の痺れと腰の痛みが消えませんでした。

考えてみたところ、どうや家のそばに落ちた雷が地面を伝って家のそばまで来て、もっとも外に張り出しているステンレスの出窓を伝って中に入りこんだと思われます。
そして濡れたタオルを通じて私の身体を通り、腰で接していたシンクの金属製の扉に向けて放電したようでした。

しかし家の中に居ながらにしてやられるとは思わなかった。

今も外では雷鳴が轟いています。
恐ろしや...
でもなかなかいないでしょ、雷に撃たれて生きてる人間は。
貴重な経験でした。(笑)

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くさとり

6月に手植えを初体験した田んぼに再び戻ってきました。
苗がこんなに成長しています。すごくたくましく太い葉です。
地主さん曰く、実際機械植えよりもこの手植えの方が成長がいいそうです。
どんな理由かは定かではありませんが、確かに隣の田んぼの稲よりもずっとしっかりしてます。
なにはともあれ、なんともうれしい光景でした。

が、喜んでいられたのもここまで。
この日は自らすすんで申し出た草とりの仕事にやってきたのでありました。

わずか100平米の田んぼですが、大人3人と5歳の長女の4人がかりでおよそ1時間。
スタートしてすぐにお決まりのしりもちで皆の士気をあげてくれた妻。
わたしはすでに10㎏にもなっている次男をおんぶしたまま、ほとんど筋トレ状態。
顔や腕に容赦なく突き刺さる葉もこんなに痛いもんだとは知りませんでした。

しかし終えてみればやはりすがすがしいこの空気。
阿蘇のカルデラのどまんなかで生きる糧を育んでいるこの暮らしにあらためて幸せを感じた一日でした。
引き戸完成

 阿蘇にベストシーズンが到来です。毎日が夏晴れで眩しいくらいの緑に包まれています。
できるだけたくさんの人にここを訪れてもらい、この大自然とチープスリルなロハスライフを楽しんでもらいたいと思って、別棟にゲストルームをもうひとつ作っています。1週間滞在のフレンチWWOOFerの彼は建築畑。依頼した仕事は入り口の引き戸製作。丸1日をかけて素晴らしい引き戸を据え付けてくれました。これで常時2組のゲストは滞在できるようになります。みなさん遊びにいらしてね!
フランス人WWOOFer

 かねてから計画していたWWOOFのホスト登録が無事すんで、今月から晴れて我が家はWWOOFのホストファミリーとなりました。

 WWOOFとはWilling Workers On Organic Farms の略で、「有機農場で働きたいと思っている人たち」という意味です。WWOOFする人をWWOOFer(ウーファー)と呼んで、彼らは労働力を提供し、ホスト側はその代償として食事と宿泊場所を提供します。その間に金銭のやりとりはないシンプルなしくみです。

 このシステムは1971年イギリスで芽生え、オーストラリア、ニュージーランドで発展しました。現在は、世界20か国以上にWWOOF事務局が設置されています。日本では1994年に誕生して徐々に普及し始めています。

 私は1995~96年にニュージーランドでこのWWOOFを経験しました。わが農園「メリーモント」の名前は当時お世話になったニュージーランドのホスト宅の農園に由来しています。

 その頃から抱いていた、(いつかは自分がホストに)の夢がとうとう叶ったのです。

 ホストスタートから2週間、はやくも2組目のウーファーが訪れています。彼らは23歳のさわやかなフレンチカップル。力仕事から料理までオールマイティーに仕事をこなしてくれて大助かり。それに加えて日常の中に吹き込んだ生のワールドワイドな世界。初めは怯えてさえいた長女はいまでは彼らの立派な日本語の先生。私達にとっても文化の違う人々と触れ合う楽しく貴重な機会であり、今まで気付かなかった自分自身を知る機会にもなっています。

 先日は彼らのフランス料理を堪能。ケーキ作りも慣れたもの。日本のビールで乾杯し、夜更けまで語りあいました。

 これからここにたくさんのWWOOFerが訪れてくれることを願っています。人との出会いと交わりこそが人生を豊かにする、そんなことを強く実感しているこの頃です。
 
ログ材


 梅雨が明け、ようやく自宅建築用のログ材を伐採する日が来ました。
様々な方に助言をもらい、丸太をできるだけそのまま組み上げる場合に最も良い伐採方法は何かを考えてきました。それが「葉枯らし」でした。
 
 葉枯らし乾燥とは、伐採した木を、枝葉をつけたまま、山林に3ヶ月以上放置して自然乾燥させることです。木は伐採されても、枝葉はまだ生命活動を続けているため、木材本体の水分や養分を使って光合成を行います。このため、木本体から水分や養分が減少していきます。こうして木材をゆっくりと天然乾燥させ、含水率を平均的に一定値まで落とすことにより、収縮、反りなどの狂いが少ない安定した木材を作ることができます。
 しかも、杉の美しい木肌を生かすために、樹皮を後で削り剥くのではなく、伐倒後すぐに剥いてしまい、1年間その場にそのまま寝かせておきます。
 この葉枯らしと皮剥きが両立する時期が梅雨明けの今だったのです。

 そして今日は敷地内の杉林から樹齢50年程の立ち木を伐採しました。
私はまだ素人なので、強力な助っ人を呼んでありました。彼は森づくりのプロです。アフリカでも森を育てる仕事をしてきました。素敵な仕事人です。そんな彼が今日は森の先生でした。チェンソーの刃の研ぎ方から、伐採のイロハ、新しい苗樹の育て方まで潤沢な経験と知識を惜しみなく披露してもらいました。しかもこの1週間滞在してくれているワークステイのお兄ちゃんも参加。みんなで一緒にじっくりと丁寧に切らせていただきました。

 普通、伐採業者が入ると、大きな専用重機でバリバリと怪物のように木を切り、枝を食いちぎるようにむしり、丸裸にしてザクザクとあっという間に玉切りしてしまいます。自分よりも長く生きてきた木がかわいそうになるような光景。
 でも今日の伐採は1本1本木に感謝して倒し、傷をつけないように丁寧に皮剥きし、そっとそこに寝かせるという、優しい作業でした。これからこの木たちが家の柱になり、梁になりして毎日ぼくらを守ってくれるんだなあという実感も生まれました。

 今日は伐採初日で、4本の処理にとどまりました。
これから来月にかけて数十本の木を処理してゆきます。みなさんのご協力もお待ちしています。
2008.07.12 夏到来!
川あそび


梅雨がようやく明けました。
例年より2週間も早いそうです。
「災害が起きたら梅雨が明ける」と地元の方が言っていたとおり、阿蘇地方で土砂崩れが起きてから数日でした。

雨に閉じ込められてエネルギーがたまっていた子供たちと川へ行ってきました。
私は河原で味噌瓶の重し石を探しに。
探してる間に子供たちはあっという間に素っ裸。
1分もすれば足がしびれてくる冷水の中でおおはしゃぎ。
またもやこどものエネルギーってすごい、と思わされました。


2008.07.05 絵本王国
本棚


我が家は絵本王国です。
ちょっと油断すると狭い家の中は子供が引っ張り出した絵本で足の踏み場がなくなります。
この絵本たちはある人からの頂き物。
昨年、一家で東京を発つ前に知り合いの「せんせい」が譲ってくれました。
その数、およそ2千冊。
ご自分のこどもたちのために買いためたもので、すべてにきれいにシーリングがしてあります。

我が家にはテレビがありません。
以前はテレビ好きだった私ですが、テレビ嫌いの妻の影響で今は全く見なくなりました。
東京でリハビリの仕事をしていた頃は、日中使いすぎて疲れた頭を、就寝前に一人でテレビをじーっと眺めることで休めていました。自分のエネルギーで回転させることに疲れた脳が、一方的に刺激を入力してもらうことでラクにクールダウンができたのです。
しかし、ここへ移住してから実際にテレビから離れると、その刺激の強さと、分別なく入り込んでくる情報の恐ろしさに明らかな嫌悪感を覚えるようになりました。
それに気づいていなかった自分が恐ろしい程です。

そんな訳でテレビを全く見ずに育っている我が家のこどもたちの最大で最高の娯楽がこの本たちです。
特に4歳の長女はまさに本の虫。
いつのまにやらひらがなを覚え、いつのまにやら漢字を読み、すでに小学校高学年レベルの本をじっくりと読みふけるようになってしまった。
最近1歳になったばかりの次男まで本を読んでくれと騒ぎ始めてびっくりです。

これまで整理されずに家の中に散らかっていたので、先日本棚をつくりました。
有り合わせの材料でなんとか200冊程度収納できるようにしました。
今住んでいる狭い借家ではこれが限界かな。
これから建築するメリーモントの自宅にはこどものための本の部屋をつくる予定。
この町には図書館がないので、ここを訪れたこどもたちが好きな本にたっぷり浸れる空間を提供したいと思っています。

せんせい、本当にありがとう。子供たちがまたせんせいに会える日を楽しみにしています。


2008.07.02 共存
とまと


さすがに九州の梅雨です。最近は本当に雨がよく降ります。
春になってお休みしていた薪ストーブくんがこの時期は洗濯物の乾燥機として再び大活躍です。
おとなりのおばさんに「洗濯物乾きませんよねえ」と話したら、
「うちは南の廊下に干しとけば乾いちまうよ」とのこと。
古い日本家屋のおとなりさんです。そういえば南面にガラスごしの廊下がよくあります。
乾燥機などなかったころの昔の当たり前の知恵なのでしょう、そういう作りになっているのは。

そんな中でも畑の野菜は少しずつ大きくなってきました。
我が家の畑は一見野菜が見えません。雑草に隠れてます。
近所のおばさんからは「はよ抜きなっせ」とせっつかれますが、のらりくらりとかわしてます。

雑草と野菜

野菜と虫

みんな生きてる命です。みんな一緒に生きられないものでしょうか。

僕は畑をやっていると、そこに人間の社会を見ているような気がしてきます。

元気な人、身体の不自由な人、心が疲れている人、
日本人、アメリカ人、いろんな国の人、
お金をもってる人、もってない人、
こども、親、お年寄り、

自分が自分の利益のために他を搾取するっていうことが当たり前の人間の社会。だけどみんな命はつながっている。どんな命も意味の無いものなんてない。だからみんながつながってることが当たり前だっていう世界をつくっていきたいと思う。

そんな思いでやってる畑ですから、なかなか草が抜けないんです。


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