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昨日ようやく田植えが完了しました。
始めたのは土曜日。
前日には大雨が降っていましたが、この日は午後から快晴。
田植えの初日は家族仲間総出での手植えでスタートしました。

手植えで植えたのは、今年初挑戦のもち米。
「今年の年末はみんなで餅つきして美味しいお餅をいっぱい食べようね!」とハッパをかけて頑張ってもらいました。

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うちのおチビちゃんもママから初めての田植え指南を受けています。
ちょうどこの頃田植えデビューを果たしたうちの長女はもう手植え9年目。何にも言わなくても淡々と動いてくれます。

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米作りをお勉強中のウーファーさんもにこやかに初体験。

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小学4年生になった次男は余裕の笑顔。

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うちのおチビちゃんは楽しいお仕事を発見!発泡スチロールの船に乗せた苗を運んでいます。

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マロちゃんの娘は温もった泥湯に浸かってます。

この日に植えた餅米の面積は2畝(この漢字「せ」と読みます)。田んぼでは今でも昔ながらの単位が使われてます。10畝が1反(「たん」)になり、10反が1町になります。1畝はおよそ100㎡ですので200㎡を手植えしたことになります。お昼ご飯の後にゆったりと始めたみんなの手植えは3時間ほどで無事に終了。

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今年の総植え付け面積は約3反なのでこの10倍以上を定植しなければなりません。
で、この後は機械の出番です。

写真撮り忘れましたが、使ったのはイセキの古い6条植え乗用型田植え機です。6条はうちの小さな田んぼでは大きすぎるサイズなんですが、借りられる機械がこれしかないので仕方ありません。
しかしこの田植え機がうまくいきませんでした。

車輪の轍で土がボコボコになるし植えた苗は抜けて浮いたりまっすぐ刺さらずどこそこ向いたりです。
せっかく育てた苗もなんだかとても可哀想なことになってしまいました。
その修正作業に何倍もの時間を費やすことに。これならいっそ初めから手植えでやったほうがマシだったなあ、と思えるほど。

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これでも修正作業の後です。面積が広いので全ては完璧に修正しきれません。

原因はいくつか考えられます。

その1、代掻き不足。泥がまだねちっこくて轍が残り、植え付け部分の穴も塞がらない。
その2、苗の根はり不足。薄まきに加えて発芽率も低かったので箱全体に回った根が少なくてマット状にならない。これでは機械にセットした苗が不安定になり、掻きとった時にまっすぐ土に刺さらないことになるようです。

無農薬栽培では苗の1本1本を太く頑丈に育てることが大事ですが、それと機械とはどうも相性が悪いということがわかりました。来年からはこのあんばいをどう調整させていくかが課題です。

この6条植えの機械で散々な目にあった直後、4条植えの歩行型田植え機を借りられることになり、3日目からはそれを試してみました。
歩行型のメリットは車重が軽いこと。
そのため車輪も小さく、土にかかるダメージが少なくて済みます。

これが当たり。
機械が通った後の轍は目立たず、足跡も抜き足差し足で気をつければ目立ちません。そのせいもあり、苗の定着もいいです。

なにはともあれ丸4日間をかけて今年の田植えは終了。
次の週末からは除草作業に入ります。
今年も昨年同様のチェーン除草ですが、現在改良型を製作中です。乞うご期待!
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2017.05.12 田植え間近
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今年の苗は昨年よりも良くできてます。
品種は3種類。
一つは昨年も作った「イセヒカリ」。これは毎年伊勢神宮に奉納される品種だそうですけど、誰がどこの田で作っているのかはわかりません。でも、種もみの通販サイトで売られているもので、比較的原種に近く、病気にも強いということでこれを選んでいます。無農薬栽培にも適しているということもあり、今年も続行。

次は「ハッピーヒル」。一昨年にいもち病にひどくやられたブログ記事を読んだ読者の方に善意で頂いた種もみが昨年実り、今年は全体の半分がこれになります。今は亡くなられた自然農法の父、福岡正信さんが長年かけて作られた品種です。

そして今年新たにチャレンジするのが餅米です。基本は正月の餅つき用。なのでほんの少量。うちは大小合わせて9枚の田んぼがあるので、小さい田にみんなでワイワイ手植えするつもりです。

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これはその中のハッピーヒル。かなりの薄まきで、中苗まで大きくしています。今は平均15センチくらいの背になっています。根元の茎も太くて立派です。色もいい。ただ成長にばらつきがあるので、小さい子でも植え付け後に水没しないくらいに育って欲しいです。

その定植は今週末に予定しています。
田んぼの最終準備として昨日と一昨日の2日間をかけて仕上げの代掻きをしました。
今年は近所に引っ越してきてくれた農家仲間のマロちゃんと共同作業してます。

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マロは飲んべえですが仕事はがっちりやります。メリハリのある頼れる男です。彼にはやはり小さい二人の子供と奥さんがいますので、今年は頑張って2家族分の収量を目指します。

泥の中で穏やかに微笑んでいるのは、フランスからいらした新しいウーファーさん。

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フランスの大学院生で、論文にで日本の有機農業、特に米文化に注目してまとめたいということでうちにいらっしゃいました。今はまさにタイムリーなお仕事がたくさんなので、うちとしても遠慮なく汚れ仕事をしてもらっています。

昨年は一人悶々とやっていた地味な作業ですが今年は仲間と笑いの中で出来ることがなんとも嬉しい!
きっとお米もこのエネルギーですくすく育ってくれるでしょう。
2017.05.08 屋上ガーデン
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このGWにやっておきたかったったことが、玄関部分の屋上ガーデン造りです。
ようやく暖かな天気が安定して、久々にウーファーさんもきてくれています。玄関部分の増築はほぼ1年前に終わっていたんですが、家の顔とも言えるこの部分の仕上げがまだでした。

この部分、屋根材にはアスファルトルーフィングの下地に、ロール状のアスファルトシングルを打ち、合わせ目にはシングル用の接着剤でシールしてあります。傾斜は緩いですが、土を載せる部分はほとんど軒なので万が一漏水してもさほどダメージはありません。
土留めには丸太を置き、その内側に畑の排水に使うネトロンパイプを設置。それを砂利で抑えました。土の下には雨水が貯留せず排水されやすいように木質チップを撒きます。木質チップといっても、薪割り場に堆積していた細かい木の破片を掃除がてら集めたものです。その上に畑の土をのせました。

種はホームセンターで買ってきたクローバーとミックスフラワー各1袋です。
それを混ぜてまんべんなくばら撒きしました。

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種の量は十分あったんですが、この翌日、ちょっと欲が出て今度はタンポポの種も撒いてみました。
ちょうどこの時期、すでに綿毛になっているタンポポが家の周りにたくさんあったので子供達に取ってきてもらい、みんなでワイワイ2回目の種まきといきました。

調べてみると、タンポポは春になると咲くんですが、花が咲いている期間は意外と短くて、7日から10日だそうです。そして花が落ちてから一ヶ月後に綿毛付きの種を持つようになるらしいです。ですから、この種が順調に育てば、来年の3月末から4月の初めにかけて1面のタンポポ畑になる予定です。

クローバーの開花時期は4月から7月なので先陣を切ったタンポポの花に続いて今度は真っ白いクローバー畑になり、夏の盛りには順次ミックスフラワーの花が咲き踊るというシナリオです。これから毎年春が余計に楽しみになります。

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昨日は春の嵐が吹き荒れました。写真はその前日。小春日和で庭の桜が満開。今年は3月の末に相当冷え込んだので桜の開花が何処も遅れたようですね。この庭の桜は、確か我が家の建築中に植えたものですので5年ほど前でしょうか。それはまだ片手で軽く持てるくらいの小さな苗木でした。こんなに見事な花を咲かせたのは今年が初めてです。あんまり見事な木に成長したので、この日は桜の樹の下でお花見ランチとなりました。

その日のお仕事は翌日誕生日を迎える次男のバースデープレゼント作り。
今年のプレゼントは「ベッド」です。
今現在はお歳頃の長女を除いて家族全員変形川の字で雑魚寝状態です。しかし小学校に全て上がった3人の息子たちの私物で部屋が溢れてきたので、収納スペースも確保できる個人用ベッドの1号として作ることにしました。

材料となるヒノキは敷地内で伐採したもの。これまでは自作のチェンソー製材機での製材でしたが、とうとう本格的なバンドソー型のエンジン製材機を購入。カナダ製です。これでこれまでよりうんとラクに製材することができます。

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贅沢に10センチの角材をとりました。

部材の一つがあまりに重いので組み立ては子供部屋で。
次男が学校へ行っている間に次女と一緒に作業。4歳の次女は接着剤を塗る係。真剣に手伝ってくれてます。

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部材の刻みが正確であれば組み立ては簡単。
組み上がったすのこベッドがこれ。

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学校から帰ってきた次男は大喜びで早速布団を敷いて横になっておりました。
その晩は初めてのチーズフォンデュで晩餐。

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そしてデザートは恒例の妻手作りのバースデーケーキでニンマリ!

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誕生日プレゼントといっても「家具」のひとつです。私が小さい頃には当たり前に家にあったもので、ことさらそれに感謝することもありませんでした。家が出来たばかりの我が家には家具がまだ満足に揃っていません。父としては「誕生日」と理由をつけてただそのすべき仕事をしているだけなのですが、それでもこうして喜んでくれる子供達の純粋な心に感謝です。
2017.03.31 うるしの恐怖
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先日、私の父が敷地内の造成をしている際、いくつかの木を伐採しました。私は現場にいなかったんですが、その場にいた三男坊は枝葉の片付けの手伝いをしたそうです。その日はいいお天気で、3月にしてはとても暖かく、頑張り屋の三男坊はTシャツ姿で枝葉を抱きかかえていたそうです。その翌日、父の顔は赤くパンパンに腫れてしまい、病院に行って手当をしてもらいました。三男坊はその日のうちに腕が赤くなりかゆみを訴えましたが、それほどひどいことにならなそうなので様子をみておりました。ところが1週間ほど経って状態が悪化し、顔も父と同じように腫れ上がり、目も開けられないくらいになってしまいました。

これは典型的な漆かぶれの状態なんですが、私自身、漆の木を見分けられることができず、すでに現場の木は根こそぎ撤去されておりましたので、その原因はほぼ間違いのない推測ということになります。

病院に行けばステロイド系の軟膏と、アレルギー反応を抑える抗ヒスタミン薬を処方されるんですが、それでもこの漆はすぐには治りにくいと言われています。

我が家ではいつも東城百合子先生の自然療法で手当をしています。まず試したのは蕗の葉です。まだ3月の寒い時期ですのでちょぼちょぼとやっと顔をのぞかせ始めた小さな蕗の葉を集めてそのまま肌に貼り付けてみました。

一晩経ち、様子を見ましたがあまり変化なく、依然変わらぬ激しい痛みに苦しむ息子。

もう一度「自然療法」の本を読み返し、その中から選んだ次なる手当が「豆腐パスター」。
これは初めての挑戦です。
水切りした豆腐と、その1割量のすりおろし生姜を混ぜ、小麦粉を加えてペースト状に固めます。それをガーゼに包んで患部に当ててあげます。三男坊は両腕と顔面に処置しましたが、腕はそれを包帯で固定し、顔面はそれができないのでパックしました。痛痒くてつらい状態にもかかわらず、この姿には本人も思わず笑ってしまいました。

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これがテキメンに効いたのです!
顔面は肌が敏感なようで、生姜がピリピリして痛いようだったので2回目以降は生姜抜きのシンプル豆腐パスターにしました。それでもパックが乾いてくると痒くなるそうで、1回のパック時間は30分から1時間程度です。真っ赤に腫れ上がっていた顔は初回のパックから一夜明けると明らかに腫れが引いていました。痒くてかきむしり、ひどいただれ様になっていた腕も目に見えて赤みと痒みが引いていきました。豆腐パスターは熱取りに効果があるとされていて、赤く腫れているうちは熱感もかなりあり、その熱取りにもとても効果がありました。

この豆腐パスターを丸2日間ほど処方して状態が落ち着いてきたあと、今度は栗の煎じ汁に変更。東城先生の本には栗の葉を煎じるとありましたが、この時期は落葉してしまっているので、栗のイガを使いました。それを大量に煎じて患部にスプレー。これも見事にヒット。患部はかさぶた状に乾いてきて、あとはそれが自然に剥がれて皮膚が新調されるのを待つ状態に回復しました。

しかし漆は怖い。同じ漆を触っても人によってはなんともないんですが、反応が出る人はとにかく凄まじい。実は時を同じくして長女の顔も赤く腫れ上がったんですが、長女は作業現場にはいなかったんです。漆は人から人には感染しないとネットにはあるんですが、どうみても同じ症状なんです。聞くと、父が顔を腫らしている日にその家に泊まり、洗面所の同じタオルで顔を拭いたそうなんです。それをあとから聞き、ああなるほど原因はそれかと納得。よっぽど強い漆だったんでしょう。

猪の念に続いて我が家を賑わせているこの騒動。自然と密に暮らしているといろんなことが起こります。いろんなことを教えてもらいます。同じ出来事が訪れても、それを敵に回すか自分の糧にするかは自分で選ぶことができます。そのことを理解していればなにが起きても大丈夫です。